新しく公募で候補者に選ばれた方々へ(4)-3分間スピーチ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

予備選挙を経て選ばれた方なら心配ないと思うが、単なる書類審査や面接の結果で選ばれた方の場合は、特に演説の仕方を練習される必要がある。




どこの会場に行っても挨拶が求められる。


沢山言いたいことがある方は、話し始めたら止まらなくなることがある。


あれも言いたい、これも言いたい。話すことが大事な仕事のように錯覚してしまう。




むしろこういう人は、話をしないことを目標にしたらいい。


何か他人様とは違ったところがある、くらいな印象を残せば十分である。




何も話すことがない人は、どうするか。




さっさと選挙の場から離れることである。




さて、話をする場合は、3分間で大事な話をすることを心がけられたらいい。


そのためには、話す内容は3点だけに限定すること。


中味のない話でも、大きな声で話せば元気がいいと思われる。


大きな声で話すためには、しっかり息を吸い込んでゆっくり話すことが必要になる。




もっとも3分間で大事な話を立て板に水のような調子で喋る、という独特の技が求められることもあるので、まあ緩急自在に話が出来るように練習されることだ。


3分間スピーチは、選挙の候補者でなくとも役に立つ。




官房長官に就任した枝野氏は、3分間スピーチの天才だろうと思う。


中味は今一のところがあるが、あの切り返しのスピードの速さは並大抵のものではない。




もっとも、新しく公募で候補者に選ばれた方にはああいうタイプの3分間スピーチはお勧めしない。


念のため。