かつて85キロくらいの体重を誇っていたから、現在の私を見てきょとんとして頭をひねる人がいる。
よく似た人だなあ、どこかで見た人だなあ、ぐらいの感じだ。
おまけにメガネをかけていないから、パッと見て私だと気がつく人は、よほど私に関心のある人だ。
先ほど志木駅から電車に乗ろうとしたら声をかけられた。
早川さん、お元気ですか。
公務員宿舎建設反対運動の先頭に立っておられた方である。
ブログを読んでいます、と挨拶された。
基地跡地に公務員宿舎の建設計画が持ち上がったときに、緑を残せ、と一大キャンペーンを張り、毎夕駅頭で署名活動をされていた方だから、自民党の支持者ではない。
市民運動家であり、かつ労働組合の役員でもあるようだ。
その方でも、毎朝駅頭で朝の挨拶を繰り返してきた私に親近感を持たれたようで、あれこれ話しかけてこられる。
その方が私のブログを読んで面白い、と言われる。
私のブログのコメントを読んで、凄いですねえ、と言われる。
立場は違っても、こうした意見交換を真摯に続けていることに対して共感を覚え、時には共鳴されるらしい。
「民主党に期待したんですが、がっかりですね。」
「気負い過ぎでしたね。」
「弱りましたね。」
民主党の方々は経験も知恵も足りなさそうだから、自民党はじめ良質なベテランと手を組んで少しずつでもいいから前へ進んだ方がいい、と日ごろから私が思っていることにどうやら賛同されるようだ。
案外去年の衆議院選挙では民主党に投票した人の間では、こんな意見が多くなっているのかも知れない。
もっとも、早川さんは最近は弁護士業務でお忙しいんですか、とは聞かれたが、早川さん、頑張ってくださいよ、とは言われないから、民主党には失望しても自民党に支持が戻ってきているわけではなさそうだ。
まあ、それでもいい。
私のブログを読むのを楽しみにしている人が非自民支持層にもおられる、ということが素晴らしい。
この方にも、「国民の生活はわれわれが守る!」をお渡ししておいた。