思わず体が動く | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

最近のニュースで一番感動したのは、ホームから転落した女性を間一髪で救ってくれた若者の話。


思わず体が動いた。

そう述べていた。


人を救うための行動を起こすのに、理屈は要らない。

自分自身の危険を顧みないで思わず行動を起こせるようになるためには、普段から身体を動かしておかなければならない。

消防や警察の仕事に従事している人達は、イザというときに体が金縛りにあって動かなくならないように普段から相当の訓練をやっているはずだ。


この若者も、日常的に人を介助する仕事をされていたのだろうか。


頭で考えている人は、こういうときになかなか手が出ない。

足が動かない。体が動かない。

年を取ると、どうしても動作が鈍くなる。


目の前で人がホームから転落したときに、自分が咄嗟にこういう若者のような行動が出来るだろうか、と思った。

命を救いたい、命を救いたい、と連呼しながら、手も足も出そうとしない私たちの世代は、頭でっかちに過ぎる。

いいと思ったらさっさと行動に移せる行動力と決断力を持っている若い世代に、早くバトンタッチをすべきだろう。


一念発起、日々新たなり。

鳩山総理にこの言葉を贈りたい。