これぞという人達の名前が並んだ。
自民党の中で新しい経済政策勉強会が発足したようだ。
舛添、塩崎、菅、世耕などという名前を見れば、自民党の次世代のリーダー候補達が顔を並べたことが分かる。
さて、これでどれだけの力を発揮できるか。
こういう会は、いくつ作っても勉強会でしかない。
大っぴらでやればやるほど、具体的な動きには繋がらない。
残念だが、この勉強会は何の足しにもならないだろう。
裏方に回る人が入っていない。
スターばかり、しかも既に少し色が褪せ始めたスターばかりでは、起爆剤の役割を果たせない。
衆目の一致するところ、舛添氏に国民の期待が集まり始めている。
ここで必要なことは、舛添氏を中心として、本当に核になる集団を作ること。
たとえ5人でもいいから、血判状を作るぐらいの同志を糾合すること。
そのためには、勉強よりも呑むこと。
呑む時間も共有できないようでは、決して人と人との距離は縮まらない。
1週間に3度同じメンバーで顔を合わせること。
そのくらいの密度で会を重ねなければ、大事は成し遂げられない。
いくら忙しい、と言っても、今は同志を糾合することを最優先すべき。
待つのではなく、自分から動く。
会合には人よりも早く行って、最後まで残ること。
会合の掛け持ちや、大事な話し合いの途中中座は絶対にしないこと。
何が大事か、ということをよくよく考えていただきたい。
今の自民党で本当のリーダーが育たないのが、実は、今は誰も上記のようなことを実行しないから。
皆、器用すぎるのである。
あえて苦言を呈しておく。