外交密約を公開するのは何時か | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私は、外国との間で取り交わした約束事で、それぞれの国防の観点から相手国の同意なく公開しない、と決めたものは、相手国の同意がない限り公開しない。

これは秘密だよ、と言われて知ってしまったことを自ら暴露してしまうような、国際的な信義に反するようなことはするつもりがない。


平気で国家間の約束を破るような国家は、信用されないだろう。


日本が国際的な信義を守る国か、平気でこれを破る国か。

指導者が変われば前の約束事は、すべて白紙になるのかどうか。

民主党の指導者から未だに日本の外交や安全保障についての確固たる信念の披露がないので、世界は日本に対し疑心暗鬼だと思う。


そこで皆さんにお聞きしたい。

外交密約はずっと隠しておくべきものなのか、それとも一定の時期になれば公開されてもいい性質のものか。


非核原則に関する外交密約なるものの報道を見ると、国家の指導者には外交に対する明確なポリシーが必要であることがよく分かる。

国家の指導者にこれがないと、日本の外交は行き当たりばったりになり、定見がない、ということになる。

これでは国際社会から信頼されなくなる。


外交密約を公開するのかしないのか。

この点は、はっきりしておかなければならない。