直接支援と間接支援、どっちが有効? | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

定額給付金と子ども手当の優劣を議論する必要がありそうだ。

私は、恒久的な、しかも一律の給付を内容とする子ども手当には反対だ。


教育費の負担を軽減するための国に支援措置は拡充すべきだが、単なる生活支援になる、一律の現金給付は、経済が低迷し、内需拡大のために一時的に消費意欲を刺激し、経済への波及効果が見込めるような特別の状況でなければやるべきではない。

これが私の基本的理解だ。


直接支援は分かりやすい。

給付による恩恵を実感しやすい。

しかし、これはばら撒きになる。


間接支援は、教育費の無償化や医療の無償化になる。

負担の軽減という意味では似たようなものだが、教育や医療のサービスに従事する方々への支援ということになるので、保護者の負担軽減と教育や医療の充実策、という側面も出てくる。

間接支援の方が政策目的が表に出やすい。


まあ、これはあくまで一般論。

皆さんで意見交換をして頂きたいテーマである。


直接支援と間接支援、どっちが有効?