与党の政権公約と野党のマニフェストとの違い | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

やはり自民党の政権公約には無理がない。

肩肘を張ったこともなく、やさしく書いてある。

それで、結構大胆な数値目標を掲げている。


与党の場合は、政権公約。

これまでの政策の積み重ねの上に立って、次の政権発足の際の、国民に対する約束事を記載した文書。


野党のマニフェストは、これまでの政策とは一切関わりなく、自分達が選挙に際してできるだけ多くの支持を獲得するための、選挙限りの口約束。

したがって、事情変更あり。

さらに、口頭約束なので相手に履行着手ない限り撤回、取消ありの、法的拘束力を欠いた広告の類。


だから、本当は与党の政権公約と野党のマニフェストを同列において比較する、というのはもともと無理なもの。

私は、そう思っている。

さて、皆さんはどう評価されるのだろうか。


それにしても、民主党のマニフェストと政策インデックスとの関係がいまいち良く分からない。

どちらも拘束力がないのか。

それとも、マニフェストにはおよそ拘束力がないが、民主党の関係者の間では政策インデックスには拘束力があるとされているのか。


識者の皆さんのご意見も伺いたいところである。