18歳から成人 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私は、18歳から選挙権を行使できるよう主張してきた。

法制審の民放成年年齢部会が民法の成年年齢を18歳に引き下げることが適当とする最終報告書をまとめた、という記事が各紙に掲載されている。


ついにこの日が来たのか、という感じである。


私たちは、意識改革を迫られている。


18になっても、19になってもまだこどもだ、などという甘えは通用しない。

25歳とか30歳位になるまで精神的になかなか成熟しない、などという精神医学の専門家のコメントなど見ると、ああ、日本の過保護はここまで来てしまったか、という思いに駆られてしまう。

自分の判断で進学先や就職先、自分の進路を選ぶべきだ。

いつまでも親に依存していてはならない。

いつまでも社会に依存してはならない。


自立の準備を怠るな。

社会人になるための準備を、今から始めよ。

社会に放り出されてからでは遅すぎる。

18歳になるまでに、自分で契約することを覚えよ。


高校進学率が95パーセントを超えている今がチャンスだ。

漫然と生きることを止めよ。

これからは、自覚的に生きよ。


そういうメッセージが、成人年齢引き下げである。