私は、今の時間が楽しい。
西日本では集中豪雨で多くの方が被害にあって苦しんでおられるというのに、私の地元はお祭りの真っ最中だ。
申し訳ないと思いつつ、この瞬間を楽しんでいる。
今までは地元でゆっくり食事を摂ることも出来なかったが、地元周りの間に色々なお店に顔を出すことが出来る。
どんな風に皆さんが思っているか余り耳にしたことがないが、とにかく仕事をしている、ということは認めて頂いているようだ。
私にとって6回目の国政選挙である。
3度も落ちていれば、ジタバタすることもない。
このくらい逆風が強いと、逆風が弱まるだけで順風に感じられてくるから、なんともない。
もっとも、人が言うほど逆風なのかしら、と内心では思っているが。
あちこちの祭りに顔を出す。
名刺配りも順調だ。
小学生や中学生に人気があることが分かった。
あちこちに忠孝通りが出来ているようで、あっ、忠孝さんだ、本物だ、と声がかかる。
握手を求めてくる子供達に囲まれていると、実に幸せな気になる。
かつて私のポスターに向かっておはようございます、と挨拶していた子供達がいたようだが、今はあの当時の雰囲気だ。
当時の私のポスターには、「おはようございます。」と書いてあった。
子供達は、実に素直だ。
私は祭りが好きだ。
有名人ではないから、人がわあっと、集まってくるわけではないが、それでも一緒に写真を撮ってくださいと親子連れに頼まれたりするから嬉しい。
何も考えず、ひたすら祭りを楽しんでいる。
今日もよく眠れそうだ。