おはようございます。
なんのかんの言っても、自民党は常識人の集まり。
ここ一番の時は、結束します。
まず議論を尽くそう。
これが自民党の国会議員の輿論です。
力尽くでこの声を封印することは出来ません。
ここで力尽くで若手の議員の声を封じ込めようとしたら、その瞬間に何かが炸裂します。
こういうときは、丁寧に、慎重に、そして誠実に対処することです。
今は解散を目前にしていますから、当然、選挙を戦うに当たっての大義を明らかにするため、両院議員総会の開催を要求する声が大きくなるのは自然です。
例え麻生総理であっても、両院議員総会を開催してまず自民党をどのようにして立て直すか、来るべき総選挙にどういう旗を掲げて臨むか、現在の日本の閉塞状況をどのようにして克服していくのか、そういう大事な問題について徹底的に議論をしよう、という自民党の議員の声に抗することは、難しいと思います。
麻生総理の最後の頼りの綱は、多分町村派の町村会長一人だと思いますが、歴代幹事長や各会派の事務総長クラスにも両院議員総会開催の声が上がっている状況では、無理押しは禁物です。
ここは、自然体で臨むことです。
自分に気に入らない発言をしているからと言って、目を剥いて、如何にも発言者を睨みつけるような様子をテレビの前に晒すようなことは止めた方がいいと思います。
泰然自若。
馬耳東風では困りますが、ここは懐の広さを示すときです。
与謝野さんや石破さんという自民党のスターまで両院議員総会招集請求に賛同した、ということが決定的です。
ここで細田幹事長が一人防戦に努めても、流れは変えられません。
私は、両院議員総会で徹底的に議論を尽くす、それこそ深夜まで議論を尽くして、後は大勢を見て執行部にその後の対処を一任する、というのが一番望ましいことだと思います。
雨降って地固まる。
土砂降りの雨を降らして、人心一新。
台風一過の秋空が早く来るのを、私は待っております。
雨よ降れ、嵐よ来い。
これが唯一の再生への道だと、私は思います。
今日は、一日新聞記者の方が私と同行して取材だそうです。
ひょっとすると大変なドラマの目撃者になるかも知れませんね。