ジェットコースターから遊園地の電車に変わった | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

このジェットコースターは、上手に急停止できるようです。

見事に急停止しました。


木曜日は、1週間の中で政局を大きく展開させる日です。

木曜日の正午に開催される各派閥の総会でそれぞれの派閥の幹部がどういう発言をするか。

これで、政局になるかどうかが決まる、ということのようです。

私の所属する清和政策研究会でも、昨日議員総会が開催されました。

議員総会の前に、幹事会が開催されます。

幹事会で交わされる雑談を踏まえて、総会の席で会長がどういう発言をするか。

マスコミは、これに注目しております。

マスコミがどう取り上げるかを計算し、ある意味で練りに練った発言が総会でなされる訳です。


テレビ局の取材は、冒頭の会長の発言のみ。

これで、十分な世論形成の手段になります。

それぞれの派閥の議員総会がいずれも木曜日の正午に開かれ、そこでの発言で政治の流れを作っている。

そういうことです。


水面下での森元総理と麻生総理の2時間近くの会談が、ジェットコースターを遊園地の電車に変えた。

これで、麻生総理が危険な賭けをする可能性は、ほぼなくなった。

私は、そう思っております。


これまで見えなかった政治の舞台回しの裏側が、段々見えてきました。

今日の新聞各紙は、そういう視点で読まれると、一味も二味も違った味わいが出てくるのではないでしょうか。