東国原さん、ごめんなさい | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これは、自民党としてお詫びをすべきだと思います。


東国原知事に気をもたせるような物言いをしてしまったのですから、これは罪作りです。

総理は、どんなことがあっても、公式に会見で言わない限り自由に自分の発言を否定できます。

人事については、漏れたらその段階で潰れだということが、一般の人には理解できないところでしょう。

潰すためにわざと名前を挙げる、などという裏技もあるくらいですから、大臣の話になどうっかり乗ってはいけない。

東国原知事には、本当にご迷惑をおかけしました。


テレビの人気などは、うたかたのようなもの。

話題性があるうちはちやほやしますが、マスコミは、ある時点で手のひらを返すようなことをします。

ほんの些細な言動に違和感を抱いた瞬間に、一斉にマスコミが引いていきます。

今回のことでそんなことにならないよう願っております。


思いっ切り自民党の腰抜け振りを批判するか、あるいは徹底的に洒落のめしてしまうか。

多分、笑い飛ばしてしまうのが一番いいでしょう。


知事という仕事は、誰にでも務まるものではありません。

選挙で敗れた相手候補は、その後水の事故で亡くなった、と聞いております。

副知事候補に擬せられ、本人も承諾していたのに、選挙の応援をされた支持者の方々の反対で潰れてしまった。

そうも、聞いております。

一人の勝利者の影に、こうした失意の人がいる。


そのことをお忘れにならないようにお願い致します。

知事という職責が如何に大きいものか、如何に重いものか。

願ってもなかなか成れるものではありません。


東国原知事には、宮崎県の知事として最後までその職責を全うされることをお祈りしております。


それにしても、お騒がせしました。

ごめんなさい。