貴方は明日から日本人ではありません。そう言われたら、どうしますか。 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

貴方は、明日から日本人ではありません。


そう言われたら、貴方は、そんな馬鹿な。

皆さんは、多分そう思って、怒り出すでしょう。


昭和27年4月28日に、日本人の一部の方々が、本人の選択でなくなんらの意思表示のチャンスも与えられないままに、一律に日本人でないことになりました。


法律でそう決まったのですか。

そう質問する人は、普通の常識のある方々でしょう。

国会がそう決めたのなら仕方が無いかな。

そう納得する方もおられるでしょう。


私は、胸が痛みます。


日本人になったり、日本人でなくなったり。

40年以上日本人として生活した人々が、ある日突然、日本人でなくなる。

しかも、戸籍を所管する役所の局長の一遍の通達で。


そんな理不尽な歴史を、日本は抱えております。

日本の歴史を忘れて、今の視点だけでものを考えると間違えることがあります。

すべて分かった上で、ご自分の議論を組み立てていただきたい。

皆さんにはとりあえず、それだけをお願いしておきます。


何故私が今回の入管法改正を支持するかについては、追々述べる機会があるでしょう。