今日の、というか昨日の法務委員会は、ある意味で提案者の個性が良く出ており、討論の形になっていた。
これだけ論点が明確になれば、必ず懸念事項の解決のための協議になるはずだ。
私は、良かったのではないかな、と思っております。
党首討論よりも火花が散った論戦になっておりました。
立場の違いが明確になりました。
警察に無限の信頼を寄せてよいか。
それとも、警察の権限行使に一定の歯止めをかける必要があると認めた上で、その工夫をどこまでするか。
その違いです。
議論を丁寧に進めていくと、案外、これくらいが程々じゃあないかな、という結論に到達することがあります。
もう感情論だけで一方的に相手に結論を押しつけたり、あるいは、途中で議論を打ち切るようなことは出来ません。
表面的な議論のあれこれに一喜一憂されることなく、これからの審議をじっと見守っておられたらいいんではないでしょうか。
この位激しくバトルをやって貰わないと、普通の国会議員は本当の問題点の所在を認識しないまま、首を傾げるような結論に飛びついてしまうことがある。
私は、むしろこれを危惧しております。
一流の人材の、まさに知力の限りを尽くしたバトルを見た。
私は、そう思っております。
(このブログは、6月26日の分にします。)
お休みなさい。