乾坤一擲の大勝負 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

皆さん、色々な宝物をお持ちだと思います。

自民党ではかつて「こどもは宝委員会」を立ち上げ、少子化問題対策のための施策を検討したことがあります。


ずばり、いいネーミングです。

政調の幹部が替わると、こういった斬新な委員会が無くなってしまい、これに伴って中途半端な政策しか打ち出せなくなります。

やはり世代交代が必要でしょう。


ギョッとするくらいのインパクトのある政策は、古い世代の政治家の頭からは生まれない。

保利政調会長は人格者ですが、これからの時代に相応しい大胆な政策を提言したり、実現に向けての牽引力を発揮することは期待できない。

私は、そう思います。


トップが変わらなければ、自民党は変わらない。

週明けからいよいよ衆議院選挙に向けてのマニフェスト作りが始まると言われていますが、今の体制では自民党は折角の宝物を活かすことが出来ない。


内閣の改造と党の執行部の交代を求めたいと思います。


自民党の宝物。

衆議院の若い国会議員達です。

普通であれば絶対に国会議員にならなかったような人が国会議員になっている。

世襲ではなく、公募で選ばれた若い国会議員が何人もいます。

こうした方々に、これからも政治の世界で頑張っていただきたい。


彼らの感性が自民党を変えるはずです。

小泉さんは、彼らを上手に育てました。

麻生さんは、残念ながら、まだ若い政治家を育てる、ということにそれほど関心がない。


世間が狭い。


一言で言えばそういうことです。

古い世代の政治家に頼り過ぎ。

総裁選挙で自分を支援してくれたお仲間を頼りすぎ。


ここは、思い切って若い政治家を抜擢したらいいと思います。

乾坤一擲の大勝負を賭けるとしたら、今です。

これが、麻生内閣にとっての起死回生の一手。

私は、そう思います。


これを逃したら、次に乾坤一擲の大勝負をするのは、おそらく、現在閣僚や党の主要ポストに就いていない人になるでしょう。

ひょっとしたら、若い国会議員達かも知れませんよ。