私のブログには実に多様な意見が寄せられます。
法務委員会の審議状況を丁寧にフォローされている方がおられるので、びっくりしました。
同時に、予算委員会での質疑に関心を持っていただいておられる方からも早速コメントを送っていただきました。
私がこのブログを通じて逐一お答えできるような事柄ではありませんが、皆さんが政治に強い関心を持っておられること、国会議員に自分の思いをすぐさま発信したいと思っておられること、ブログがこういった場合の好適な通信手段となり始めていること、などを痛感しております。
国会議員もこれからはうかうか出来ません。
皆さんの目が光っている。
これからの国会議員は、いつも皆さんの目を意識して仕事をしなければいけませんね。
まあ、当たり前と言えば当たり前のことですが、選挙が近くなるとその傾向がますます強くなります。
そういう状況の中で、さてどうしようか、と思うような、悩ましい動きが出てきました。
いつも私どもと行動を共にしてくれる1回生の若手議員が新しい提言を取りまとめました。
「本日、国家公務員の平成21年6月分の賞与を0.20ヶ月カットする人事院の勧告通りの削減案が閣議決定されました。民間が不景気の影響で大幅に賞与を減らすなか、当然の措置とはいえ、与党の提言に端を発してこうした速やかな決定に至ったことを私たちは大きく評価します。
これを受けて、私たちは、次の通り提言を致します。
国会議員(衆・参)の平成21年6月分の賞与を「3割カット」すること。」
反対しづらいです。
しかし、昨日事務所会議を開いて次の選挙を戦うためにいくらお金がかかるか計算し始めたばかりの私には、お金の問題は実にシビアーな問題です。
選挙までの事務所の運営経費や自分自身の生活費、選挙が始まるまでの文書作成や配布のための費用、プレハブの選挙事務所を建築費用、アルバイトの人件費などなど計算し始めたら、頭の中は真っ白です。
先生、いくら用意してくれるんですか。今、これしかありません。
事務所のスタッフからそう聞かれます。
色々これから算段しなければいけません。
お金持ちにはこういう苦労は関係ないのでしょうが、私たちは結局、議員歳費が頼りです。
選挙で借金を作ることだけは、しない。
これを私の不変・絶対の方針にしてきました。
今は、一円でも大切にしたい時期なのです。
彼らの提言に賛同者として名前を連ねるのが仁義だ、と思いながら、それでも逡巡します。
参りました。
この提言の提案者は、1回生の小野次郎、篠田陽介、平将明、牧原秀樹、山内康一の元気5人組です。