与党の国会議員の醍醐味 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

メンテナンスの時間はなんとも不便なものだ。

ただただ、じっと時間が過ぎるのを待つ。

寝ながら考えていたことがその間にどこかに消えていってしまった。


次から次へと新たな課題が飛び込んでくる。


今朝は、自民党の雇用・生活調査会・労働者派遣問題研究会の第1回会合が開催された。

危機と戦う!!セーフティネット政策議連で議論を始めた内容をもう自民党の正式機関の調査会で取り上げている。

長勢甚遠会長、後藤田正純(正晴と書いたのは間違い。訂正します。)事務局長のコンビで進めるこの研究会の検討結果は、必ず自民党の次の政策に結実するから、今日党の正式機関が立ち上がったということは重要だ。


与党の国会議員ならではの醍醐味をこういうときに味わうことが出来る。


批判するだけでは、ただの評論家に終わる。

具体的な政策提言に取り纏め、実現する。

結果を出すことが大事だ。


先ほど警察庁の犯罪被害者支援室の室長が、オウム犯罪被害者給付金制度施行後の報告に来られた。

順調に給付申請手続き、支給手続きが進んでいることを確認した。

被害者の方々から申請が出てくるのを待つのではなく、すでに警察で分かっている松本サリン事件や地下鉄サリン事件の被害者の方々と事前に連絡を取って、スムーズに給付手続きを進めるように要請してきたが、さすがに警察庁はやることが周到だ。


政治が決めたことには、忠実に従う。

法律の所管を巡って反発を受けたこともあったが、決まればきちんと仕事をする。

それが役所だということが分かる。


勿論、誰も関心を持たなければこうはならないかも知れない。

政治の強い意志が行政を動かす。


与党の国会議員としての醍醐味を実感する瞬間である。