立ち位置を決める | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

和光市の駅には、東上線、地下鉄有楽町線、地下鉄副都心線が乗り入れている。

始発駅であり、一部の電車は、始発を待つ列の前の方に並んでさえいればいれば、座席に座ることが出来る。

地下鉄は、渋谷行きと新木場行きが来る。

8両の車両と10両の車両がある。


知っている人は、8両の電車の先頭で並ぶ。

先頭車両の止まる位置が8両と10両では異なることを知らない人は、先頭車両に乗るためにホームの端の方に行って並ぶ。

8両の電車を何台かやり過ごして、やっと座席に座ることが出来る。

あれれ。と何度か思うだろう。


知らない、ということは、こういうことだ。

もっといい方法があるのに、自分の思い込みで余り誉められない方法に拘ってしまい、チャンスを逃がしてしまう。

あれれ、と思って並ぶ列を変えても、座席には座れない後ろの方に並ぶしかない。

目的地に早く、座っていきたかったのに、選択を誤ってみすみすチャンスを逃す。


物事の分かっている人は、自分の降りる駅で一番降りやすいドアを選ぶ。

何度かの経験で、最適解が分かっている。


経験がない、物を知らない、ということの問題点はここにある。

この文章は、用意のないままに政権交代を訴えている方々への注意喚起である。


立ち位置を決める。

こんな簡単なことも、実は奥が深い。