和光市の駅には、東上線、地下鉄有楽町線、地下鉄副都心線が乗り入れている。
始発駅であり、一部の電車は、始発を待つ列の前の方に並んでさえいればいれば、座席に座ることが出来る。
地下鉄は、渋谷行きと新木場行きが来る。
8両の車両と10両の車両がある。
知っている人は、8両の電車の先頭で並ぶ。
先頭車両の止まる位置が8両と10両では異なることを知らない人は、先頭車両に乗るためにホームの端の方に行って並ぶ。
8両の電車を何台かやり過ごして、やっと座席に座ることが出来る。
あれれ。と何度か思うだろう。
知らない、ということは、こういうことだ。
もっといい方法があるのに、自分の思い込みで余り誉められない方法に拘ってしまい、チャンスを逃がしてしまう。
あれれ、と思って並ぶ列を変えても、座席には座れない後ろの方に並ぶしかない。
目的地に早く、座っていきたかったのに、選択を誤ってみすみすチャンスを逃す。
物事の分かっている人は、自分の降りる駅で一番降りやすいドアを選ぶ。
何度かの経験で、最適解が分かっている。
経験がない、物を知らない、ということの問題点はここにある。
この文章は、用意のないままに政権交代を訴えている方々への注意喚起である。
立ち位置を決める。
こんな簡単なことも、実は奥が深い。