自民党大会 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

この歳になって、今日も無事迎えられたなあ、とつくづくありがたく思うようになった。

生きることを楽しむ、そんな心境ですよ。


しみじみとそう語る人がいた。

金剛寺の新春祈祷会の後の懇親会での話しなので、特にそういう思いが強いのだろうが、確かにそのとおりだ。


私たちの歳になると、周りでは誰かが病に倒れ、あるいは何かの苦労を背負っている人が大半になる。

そういう時に、今年も無事に新年を迎えることが出来た、と思えば、自然自然、感謝の心が湧いてくる。

ありがたい、という思いと、ありがとう、という思いが実は一つながりだということが分かった。


今日、品川の高輪で自民党の大会があった。

麻生総理の挨拶が良かった。


今日、大会が開けるのは大変に喜ばしいことだ。

毎年大会を開催することを当たり前だと思っている方もおられるだろうが、阪神大地震の時には大会が開けなかった。

そう麻生総理は述べた。

「一見当たり前のようだが、こうして党大会が開催できるのは、本当にありがたい。」、そういう気持ちで党大会に臨んでいる麻生総理の心境は澄んでいる。


たまたま先日、自民党の緊急経済対策の一部を紹介したが、就任から4ヶ月間にこれだけのことをやった、これからももっと頑張る、自民党は励まされる存在ではなく、人を励ます存在にならなければならない、という麻生総理の話は明快だった。


講師の話も良かった。


私たちは自分の能力を100パーセント発揮していない。

100パーセント発揮すればとてつもないことが出来るのに、たいていは自分で限界を設定している。

もうこれ以上は、出来ません。

もう、これが限界です。


コーチに言わせると、まだ自分の力の20パーセントぐらいしか出していないのに、もう限界だと選手が言うそうだ。

100のところを自分で20に限界を設定し、もうこれ以上は出来ない、と音を上げる。


そういうことだそうだ。

自分で勝手に低めに限界を設定し、もうこれ以上は出来ません、と悲鳴を上げる。

そんな柔な心では駄目だ、という強いメッセージを貰った。


麻生総理は、講師の話の直後に登壇した。

限界だと言われているが、限界を超えていく麻生です。

そう挨拶したように、私には聞こえた。