谷本歩実選手が柔道女子63キロ級で優勝。
日本に3個目の金メダルをもたらした。
先日の谷亮子さんの銅メダル獲得を、残念だが、やっぱりだったか、と書いたが、その後の報道で審判の「指導」で減点されたためであったことを知った。
ちょっと早過ぎたのではないか、谷選手だけ指導を受けたのは公正さを欠いていたのではないか、という声も囁かれていたということを知り、やっぱりだったか、というコメントが見当外れで、ご本人には大変失礼だったことを知った。
判定に不服を述べても当然だし、この判定でがっくり来て力を失っても当然だったのに、次の試合では見事に一本勝ちしたというのだから、谷選手はやはり並みの選手ではない。
幼子を抱え、母親として子育ての全ての責任を自分で引き受けていた、ということを聞けば、改めてその凄さが分かってくる。
40度もの熱にうなされている子供の様子が気にかからないはずがない。
表彰式を終えたその足で日本に帰国したのは、当然である。
谷選手のメダルの色は鈍色の銅だが、自分には金色に見える、という夫の言葉はそのとおりだろう。
谷亮子選手にママさん金メダルを上げたい。