みんなに開かれたこの意見交換の場を大事にしたい/早川忠孝のお願い | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

読者の皆さんにお願いがある。


沢山のコメントを頂戴するのはありがたいが、最近のコメントは、他の読者の方がどう思うか考えないで、自分の頭に浮かんだことを十分咀嚼しないままそのまま文章にしているところがある。


是非、一呼吸おいて投稿するようにお願いしたい。

相手の顔を思い浮かべながら、まず相手はなんでそんなことを言うのかな、と、相手の立場に立って考えた上、どうしても相手の意見に納得できないな、と思ったら、さて、どうやって相手に自分の意見を正確に伝えようか、と工夫して頂きたい。


ただ非難の言葉を浴びせるだけでは、相手の懐に入ることは出来ない。


単に自分は不愉快に思っている、という感情をそのまま相手にぶつけたのでは、相手に不愉快の感情を伝染させるだけである。


今、このブログは多くの方が特別の関心をもって読んでくれている。

ひょっとするとこのブログで交換されている議論に触発されて、立法府を動かすような動きが出てくるかもしれない。

現に、当選一回の若い衆議院議員が、「先生のブログ面白いですね。時々読ませて貰っています。」

そう、声をかけてくれたのである。


皆さんの意見を、多くの国会議員や行政の関係者に読んで貰うチャンスである。

国政の大事な課題に、皆さんの意見を反映できるかも知れない。


政治は政治家個人のものではない。

国民のものである。

国民一人一人が政治を動かす力を持っているのである。

私は、そう確信している。


このブログで交換されている議論が真摯で、質が高いものであれば、いずれは、大事な問題についてこのブログでどんな議論がされているか、参考にするようになるはずである。

折角の紳士の議論の場が、一部の人のマニアックな論争の場になってしまったのでは、一般の人がこのブログを開かなくなってくる。


結果的には多くの人が自由に意見を述べることが出来た場がなくなってしまうことにもなる。

そんなことになったのでは、もったいないではないか。