時の変化を実感する | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今日から2月。時の移り変わりが肌で感じられるようになった。


1年前は、姉歯元一級建築士の耐震偽装事件で大童だった。年末、年始の休みを返上し、牧原秀樹事務局長や柴山昌彦副座長らと現地調査や提言書作りに追われた日々が懐かしく感じられる。なんと充実した日々であったことか。私たちの調査や提言が目に見えるようなスピードで次々と現実の制度改正に結実していく。


建築基準法の改正、建築士法の改正が実現し、この国会では住宅販売者の瑕疵担保責任の履行を保障するための新たな保険制度や供託制度が実現する見込みである。


建築に係る国の行政の大転換期に、このような大事業に関わることが出来たことは、まさに国会議員冥利に尽きる。


今は、いわゆる共謀罪問題に取り組んでいる。昨日自民党法務部会に条約刑法に関する検討小委員会が設置され、私がその事務局長に就任することになった。地味な仕事である。しかし、現時点では、私以外にこの難題に適切に対処できる立場の議員はいないだろう。自分に与えられた役割をしっかり果たしていこうと覚悟を新たにしている。




確実に時は、時を刻みながら移ろっていく。普段は意識することがないが、周りの風景がいつの間にか一変していることに気付く。私にとって決して多くの時間は残されていない。




これからの限られた時間を大事にしていかなければならないと、改めて思う。 自分のありったけの力をこの国の改革に捧げる所存である。