朗読教室第十一回発表会でした | gusuto de piro|松浦このみ Official Blog

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朗読と音楽で空間をつくる「gusuto de piro~グスト・デ・ピーロ」主宰、「松浦このみ」のOFFICIAL BLOGです。

7/13(土)朗読と箏で物語空間をつくる

『源氏物語の女君たちⅠ 桐壺』

チケット申込は こちら

昼の部残り数席となりました。

18:30開演の部にまだまだお席が

ございます。

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6/22(土)は、朗読教室の発表会でした。

昨年は大雨の影響で新幹線が止まり、
地方からのメンバーが参加できない、

というアクシデントがありました。

全員揃えて、本当によかったです。

普段の仕事も、朗読への思い入れの種類も、
それぞれ違うメンバーが60人近く集まります。

朝は、お互いどう接していいか、遠慮がちな様子。

でも打上げ会場で一人一人が見せていた表情は、
みんな心を許した顔、顔、顔。
人と人が交わるところに笑顔は生まれるのですね。

 

今年は自分にとって大切な事が、
次々と重なっています。
何かの修行だろうか、と種類多彩な荷物が
肩にズシリと感じるときもあります。

終演後打上げ会場へ向かって歩きながら、
サポートメンバーの一人が、
「これでひとつ大きな荷物が下せましたね」

と、声をかけてくれました。

そのとき感じたのは、軽くなった、
という感触よりも、
重さとともにいることの中に、
私は少しずつ楽しさを見つけられるように

なってきたかもしれないな、という
感触でした。
 

若い頃お世話になった方が、
よくおっしゃっていたふたつの言葉を
思い出します。
「浸らないこと」「深刻にならないこと」

確かにそのようにしていると、
人生は軽やかに歩み続けられるのかもしれません。

余韻に浸りたくなるときもあるのですが、
その思いの存在も一緒に連れて、
次の一歩を踏み出していくと、
自分の周りの空気が淀まなくなる気がします。

翌日は朝早くから、日帰りで大阪へ行きました。
今や、私にとって大切な場所となっている大阪。
このことについては、またいつか書けたらと
思っています。