安価なポータブル・アコースティック・アンプとして有名な、MOBILE AC / Roland です。ずっと以前に購入しましたが、最近は3割以上値上がりしているようです。

 単三電池 6本で長時間使えるし、ギター入力にはコーラスやリバーブが掛けられ、マイク入力もついているので、とても便利です。2.5W+2.5Wと出力は小さいですが、室内で20名程度に聞いてもらうには十分実用になり、それなりに重宝しています。

 

 ひとつ気になる点がリバーブの掛り方です。GUITAR入力とMIC入力に同様に掛かり、ギターとマイクとに独立したリバーブ調整ができません。独立して調整できるアンプも多いので、ちょっと残念です。

 今回、地域のバル・イベントでギターとアンプを担いで歩き回ることになりました。狭い会場も含まれているため、小型軽量システムで行きたいので、 MOBILE AC の再検討をしてみました。ギターには独立してエフェクターを接続できるので、MIC入力にだけに MOBILE AC のリバーブが掛かり、GUITAR入力素通しになるよう改造できないかとの考えに至りました。

 MOBILE AC の仕様を見ていると、AUDIO端子の入力感度(-10dBu)がGUITAR端子(-10dBu)と同じことに気づきました。AUDIO端子入力には、TONE(Lo/High)は掛かりますが、GUITAR端子入力に掛かるリバーブとコーラスは掛かりません。ほぼ素通しです。改造しなくても、AUDIO端子入力を使えばよいことに、今さらながらに気づきました。

 

 

 AUDIO端子はステレオであり、Duo(2人組)用に使うのであれば L、R にそれぞれのギターを繋ぐのでも良いのでしょうが、今回は Passive Mixer でモノラル接続にしました。

 

Passive Mixer / 出力はAUDIO端子の L と R へ

 

 ギター信号にはそれぞれ個別にエフェクターを通してあり、AUDIO端子から取り込むことでそのままスピーカーから出力されます。また、ヘッドセット・マイク(ワイヤレス)からMIC端子に入った信号には、MOBILE AC のリバーブを掛けられます。

 

 

 地域のバル・イベントでは4会場でこのシステムを使いましたが、かなり評判は良かったです。