わたしが韓国に1カ月滞在したときのこと。初日、インチョン空港に着いたのは夕方で、ホテル(コシウォンという受験生が泊まる安い寮みたいところ)がある新村(シンチョン)に夜到着。地図を見ながらホテルを探すが見当たらない。これは誰かに聞いたほうが早いと思い、歩いている韓国人の顔を見て優しそうな人を選ぶ。あ、あのお兄さん優しそうと思って声をかけた。

 

わたし「すみません。ここに行きたいんですけど、この辺にあるはずでなんですが、知りませんか?」

お兄さん「うーん、ちょっとわからないね。でももう遅いから違うホテル紹介するよ。」

わたし「ほんとですか!ありがとうございますー」

 

そして近くのホテルを紹介してもらい、宿代まで払ってくれた。部屋を案内してもらい、名刺をもらった。ハワイでリゾート経営する社長で、たまたま韓国に一時帰国してたらしい。少し話をして、帰るかなと思いきやなかなか話が終わらない。ふと周りを見ると歯ブラシが2本にその他もろもろ揃っていた。もしかして、わたし罠にはまってる?と思いとりあえず話を終わらせて彼を追い出す雰囲気を作ろうと頑張った。

 

わたし「きょうはありがとうございました。」

お兄さん「ねえ、メガネとってみてよ。」

わたし (メガネとる)

お兄さん「かわいいね、キスしていい?」

わたし「なんでですか?」

お兄さん「ハワイじゃ普通だよ」

 

ここハワイじゃないし、あなた韓国人じゃん・・・。

 

わたし「いやーそれは・・・わたしもう疲れてるんでもういいですか」

お兄さん「実は弟の家に泊まってるんだけどカギがなくて入れないんだ」

 

そんなこと知るかよ!

 

わたし「弟さんに電話してみたらどうですか?」

お兄さん「もう寝てると思うからさ、起こしたらかわいそうでしょ」

 

わたしも寝たいんですけど!

 

そんなこんなで押し問答数分。

 

わたし「きょうはもう疲れてるので、あした朝起きたら公衆電話から電話します。電話番号教えてくれますか?」

お兄さん「うんいいよ」

 

で、なんとか帰ってくれた。

 

翌日連絡するわけもなく、めちゃくちゃ急いで準備して外へ出た。そしてまた目的のホテルの場所を違う人に聞いた。そしたらあのお兄さんに聞いたところの目と鼻の先にあった・・・もっとよく見ればよかった・・・。

 

夜と外国は人間の思考能力を低下させるとつくづく痛感した。