うちなーエンターテイメント | グルクンマスクのブログ「琉球ドラゴンロード」

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電撃!稲妻!熱風!
沖縄在住、プロレスラー、琉球ドラゴンプロレスリング代表グルクンマスクの呟きと半分以上告知です。
ネーブルカデナ3Fカデナアリーナでの大会を基軸に、県内各所、イベント試合、テレビ、ラジオでもいろいろやってます!

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話に新鮮さが全くないのですがこないだの日曜日、FECさんにお招き頂いて「24周年記念公演」を観に、那覇市ぶんかテンブス館に行って参りました。

実は私は本気で芸人さんになろうと思ってた時期がありました。
19歳当時、プロレスをやるには背が小さい、持病もある、でプロレスの夢は半ば諦め別の夢を見ていました。それが、芸人さん。
小さい頃からずっと吉本新喜劇を観て育ち、みんなを笑かす事が至極の喜びでしたので。

専門学校の友達とコンビを組んで、ボディビルのポージングをコミカルに取り入れてネタみたいな事や学祭の司会をやったりしてました。それを見た学校関係者が大阪市内のお笑い事務所を紹介してくれて、そこに出入りしてました。
で、じゃあ誰か師匠に弟子入りするか!って話になったときに、やっぱりプロレスがやりたい!って言って断った経緯があります。
まーそれからプロレスやるまで10年かかっちゃうんですけど(笑)
なので芸人さんに対しては今だに「芸人」ではなく「芸人さん」だし、今こうして芸人さんの真似事みたいなお仕事出来てたり現場でお仕事が一緒に出来たりという現状がとっても楽しくもあります。
芸人さん方からしたらナンダコイツって思われてるのが空気でひしひし感じ取れるのですが(笑)
それでも僕は嬉しいんです。

約3時間の長丁場でしたが全然長さは感じなかった。
ずーっと笑いっぱなし。
やっぱりお笑いもプロレスも、エンターテイメントはライブですね!
会場入って客席や舞台を見た時の高揚感、お客さんの声、拍手。
演者さんとの一体感。
舞台を踏む足音。
こればっかりは映像やネットでは伝わり切りません。
お笑いとプロレスって共通点がたくさんある。

ほんとにめちゃくちゃ楽しかったです。
沖縄のエンターテイメントは、決して質が低かったりしない。中央に負けないレベル。
むしろ島の中できちんと真面目に磨いている。
これは演劇を観た時も思いました。
だからそれをきちんと評価する気持ちと目を、県民の皆さんは持ってもらいたい。そして誇って欲しい。
要するにエンターテイメントにお金をかけてほしい!
チケット高いとか言わない!
むしろこのレベルがこの値段で見られるのは安いくらいですよほんと!
せっかくの上質エンターテイメントがこんなに近くにあるのに、生かすも殺すも沖縄県民の評価次第なんです。マジで。
芸人さんがこれ一本で生活出来る様に支えて守らないと。


いやしかし、ほんとに面白かったし楽しかった。
流石でした。
希望としては、なにかコラボしたり、また沖縄エンターテイメントのパーツの一つとして、我々をうまく使ってもらえたらなあと思うのです。
改めてFECさん、24周年おめでとうございます!





あと知念だしんいちろうさんは天才だと思いました。