ちょい前になってしまいますが去った日曜日は7月最後のハウスショーでした。
私は第1試合で先日デビューしたばっかりのシークヮーサー☆Zとシングルマッチ。
僕はなんやかんや技をやる方ではあるかもしれないですが、プロレスって技じゃないと思っています。
とくに新人は。
あれやこれや技をやろうとしても、所詮付け焼き刃。
技なんて簡単に身につくものではないし、ただ単に出せばいいってもんでもない。タイミングなんかも大事な訳です。
技をやろう、出そうと思うと頭の中がそればっかりになっちゃって、やろうやろうとする余り肝心な事がおろそかになってしまう。
元気に!
声を出す!
って事。
技術ないんだから、出すべきことはそこ。
出ないと、お客様に伝わらない。
僕らはプロなんだから。
今回はそれを見てやろうと、あえて技はほとんどやってません。
気持ちを見せるかなあと。
結果、そのあたりは感じなかった。
まあ仕方ないかもしれないですけどね。
最初ですからね。
今回のことを忘れなければ、きっと良くなるでしょう。
で、第2試合で少し波乱。
ディンゴが荒れて反則暴走。
楽しげな3wayマッチが一転して不穏な空気になりました。
ディンゴ曰く、自分の立ち位置に対する不満。
俺はチャンピオンだったのにリスペクトがない。
こんな試合はやりたくない、と。
そして新たにユニットを立ち上げると宣言しました。
取り方によっては単なる不平不満、団体への批判と取られるかもしれないですが、僕はそうは思ってません。
彼は真面目で上昇志向があって、常々レスリングは俺の人生だ、と口にしていますから、不満というよりも自分自身への苛立ちや、何とかしなければ俺は埋もれてしまうという焦りに似た感情があったのだと推測します。
俺がもっと盛り上げてトップになってやるぞ、と。
そう受け取りました。
ディンゴは仲間を引き連れてKOZA BATTLE FESTAに現れる、と。
それに異を唱えたのがウルトラソーキ。
あいつも頼もしくなったね。
いろいろ、これから動いていきそうです。