らせん です
とうとう1年の最後の月がやってきました
昨日の夜中 一番冷え込み冷たい星の瞬く中
11月の精は冬の鎧を着こんだ12月の精に
魔法の炎の燃える焚き火の当番の座を
うやうやしく譲ったのでしょう
わたしは相変わらず立ちふさがる忙し山に
翻弄されています
こんなに遠く険しい道だとは・・・
今は山の人たちの言葉でいう やせ尾根 を闊歩中
どんなときでも
楽しむことを心がけて足取り軽くいきましょう
張り出している曲がりくねった木の根に
足をとられないように
気をつけて気をつけて
そんな探険に行かれない 隊 になり下がったらせんに
素晴らしいプレゼントがありました
敬愛してやまない自然界の師匠と仰ぐ
ロッキーチャックさん
すてきな 本当にすてきな探険をしてくださいました
読んだときは涙があふれました
ロッキーチャックさんならではの階段探険をどうぞご覧ください
出張!階段探検隊 『ほんのかすかの出来事 ちがう土地の探険1段目』
そして わたしが町なかで出会った黄金の風景です
通るたびに濃くなっていく草の色は
ついに一面の黄金色になりました
あなたたちはなんていう名前なの
あまりの美しさにため息まじりに呟いても
冬の冷たくなった風に吹かれて笑いながら
知るもんか
ここにいるのは みんなで 雑草 って呼ばれているよ
雑草
こんなにも足元の草だって輝くのです
いつでもわたしに元気と勇気とやる気をくれます
ススキの仲間
タデの仲間
雑草 では味気ないもの
黄金色の絨毯組 とでも呼びましょうか
一日の終わりに家路につくとき
足元からかさこそと小さな声が聞こえます
おつかれさま~
風に吹かれて小さく動きながら
枝から離れた葉っぱたちはどこへ帰るのでしょう
どこにも帰らないよ だって 落ち葉 だもの
いえいえ
それではあまりにももったいない
コンクリートの上には落ち葉で結成された
錦織組 が冬の路上を彩ります
そんな儚くもたのもしい仲間に支えらえて
忙し山の登頂はもう少し続きそうです
それでも元気! な気分です