アーモンドアイ凱旋門賞見送り、勇気ある苦渋の決断に感謝 | ☆~Turf of Dreams~☆ 一口馬主引退間近の奇跡【軌跡】

☆~Turf of Dreams~☆ 一口馬主引退間近の奇跡【軌跡】

ノーザンF産にどっぷり浸かって、30年近く一口馬主をしております。ついに21世代目のアーモンドアイで奇跡を起こしましたが、年齢的に晩年の域に達しており、夢を追い続けるのもあとわずか。規模を縮小して最後の悪あがきに奮闘中です。

アーモンドアイが凱旋門賞を見送ることになりました。私は、この勇気ある苦渋の決断に感謝いたします。
日本中の期待を背負って、当然挑戦するものと思われましたが、個人的には不安のほうが大きかったので、正直ホッとしております。日本馬の悲願だった凱旋門賞制覇が現実になるかもしれないと、盛り上がっていたことだと思いますが、この馬の今までのレース後の状態を見る限り、欧州では様々な点でリスクのほうが大きいのは明らかです。それでも行かなくてはいけないんだろうという義務感だけで今まで過ごしてきましたが、これで吹っ切れました。

正直、ドバイへの出国前後と帰国まで不安で仕方なかったです。出国前はデビュー以来はじめてマイナス的なコメントもありましたし、レースではいつものパフォーマンスを見せてくれたものの、一戦ごとにレースが厳しさを増しているように感じて、またレース後、さらにフラフラになっちゃうな~と、そればかり心配してました。こんな状態になっても凱旋門か。。。。。。。でも、日本最強馬の宿命だし仕方ないと思ってました。

 

 

期待していたファンの皆様には衝撃的なニュースで残念だったかもしれませんが、ご理解して頂ければと思います。本来のアーモンドアイのレース後の体調をご存知の方であるならばわかっていただけるはずです。苦渋の決断を下した国枝調教師、米本代表、ノーザンF関係者もさぞかし辛かったことでしょう。おそらく、周囲(マスコミ、一般競馬ファン)から相当いろいろ言われるでしょうが、それも覚悟の上の判断でしょうから、馬優先を徹底的にアピールしてほしいものです。米本代表も本当に馬と会員さんのことを一番に考えての決断だということがよくわかります。私はイチ出資者としてこのベストな選択を支持します。

 


もうアーモンドアイを国内で見れないと思っていましたが、これでまた国内で応援できるという前向きな気持ちも出てきましたので、今後のローテーションを楽しみにしたいと思います。

 

シルクホースクラブからの公式コメント

本馬の次走予定につきましては、ドバイ遠征の結果を踏まえ国枝栄調教師と慎重に検討を行っているところですが、4月18日がJAIRSへの登録等代行依頼期限となっております凱旋門賞への登録を行わないことといたしました。
ドバイ遠征における新たな環境への対応・レース後の様子・長距離輸送での体調の変化などを精査した結果、凱旋門賞への挑戦はこれまでの本馬の経験上、コース・距離・斤量、そして初めての環境と全てがタフな条件となることから、環境適応力・レースそのものの本馬への負荷・レース後のケア環境・長距離輸送などの条件を鑑みますと、「ベストのレース選択ではない」、との結論に至りました。次走につきましては、これまでの実績を踏まえ、国内・海外のレースを候補に検討を進めていきたいと思います。

 

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