一口生活でやり残したことといえば牡馬クラシック制覇のはずが・・・、牝馬はもうお腹一杯で目標も夢もなくなったはずが・・・、相変わらずまだ懲りないみたいですね。いったい牝馬にこれ以上何を求めるというのか。現役時に大活躍しても、引退後は牡馬みたいな種牡馬としての価値はなく、年1頭の高額な産駒が残るだけで、それに出資するために無理にまた夢を追い詰める。これを繰り返すと、いずれ終焉を迎えます。イクイノックスとアーモンドアイの引退後の差で改めて牝馬の虚しさを実感しました。それがわかっていても、やはり牝馬のほうが価格も抑えられるし、仕上がりが早い分、クラシッック路線にも乗りやすいので、目先の僅かな期間だけを楽しむことが癖になってしまったようです。
母優に最優先を使うのは勿体ないですが、さすがに今回は仕方ないです。シンハライトは自分の母馬の中では一番の出来と思ってた程度ですが、牧場やら周囲の評価も高く、予想以上の人気になってしまい、取り逃しを防ぐために予定が狂いました。とにかくお母さんは脚元に爆弾持ってて、それが爆発して引退したわけだし、この仔もそっちだけが心配。牝馬に20万も出せるのか?で悩みましたが、そこは、キャロットでは思い入れの強いシンハライトの久々の募集ってことで、あっさりクリアです。
×を持ってないので確実とはいえませんが、事実上の最優先1頭のみの勝負になりました。
そのシンハライトの半妹ミリッサも母優ですが一般では厳しいかも。で、半姉であるリラヴァティ(母なし)は、牡馬では価格厩舎馬体が一番折り合った馬でしたが、シンハライトの誘惑に負け最優先を断念。一般まで回ってくるわけがなく、検討していたという証として申し込みだけはしました。このリラヴァティを諦めた判断が数年後どうなっているか楽しみではあります。
今回のラインナップは、母馬が6頭もいて充実していたかに見えましたが、うちエピファネイア牝馬が3頭という偏りに頭を抱えてました。終わってみれば、脚元リスク高のシンハ族ばかりに目がいった今年のキャロットでした。ここは年々増えていく母馬がいる限り、たぶん最後まで辞められないクラブになりそうです。