そんな風変わりな一行、安倍晴明神社に到着⛩️
何というか………めちゃくちゃ下町な空気が流れてるなここ😳
小さい頃外で遊んでいたら迎えた夕方、夕焼けの陽の光を浴びながら「ご飯出来たわよ~早く帰ってらっしゃい~」と母親の声が聞こえてくる、そんな空気で満ち溢れていました。
*
まずは、生誕の場所に。
特に何もないな………😑
とりあえずご挨拶をまずはしとこうか。。と、本殿へ。
いつも通りに手を合わせる。うーん……特に、本殿からも声は聞こえないかな……ここも京都の安倍晴明神社と一緒で結界なんやろか……🤔
そんなこんなで、次は銅像前に。
狐さんがいるのね🦊
🙉「えっと、安倍晴明さんはこの場所で生まれたんですか?」
☆(男性の声)『生まれたかもしれないし、生まれなかったかもしれない』
🙉「誰がそんな禅問答せー言うてん……」
☆『分かりやすく教えてやろう。この世界で安倍晴明はこの場所で生まれておらずとも、物語の中で、この場所で生まれたとしたらば、その場所は生誕の地となるもの、違うか?』
🙉「なんだその屁理屈。。。あぁあれ?アニメとかその場所をモデルにしたら、そこが聖地と呼ばれるようになっちゃう感じと同じって事?3次元ではそのキャラクターはそこに実在しないけど、2次元ではそこで生まれた設定にしたら、その瞬間3次元の世界ではキャラクター生誕の地みたいに言われちゃうもんね、実際」
☆『つまり、そんな意味でここは生誕の地で合っているし、違う意味ではあっていない』
🙉「まぁ……なんとなく理解……(丸め込まれた感もあるけど)じゃあ、つまり実在しないの?安倍晴明」
☆『実在したかもしれないし、しなかったかもしれない』
🙉「またか!!😭いや、多分その言い回しだと……安倍晴明は実在しない、でも安倍晴明はいたって理屈なのかな……」
☆『それでいい。安倍晴明は広告塔』
🙉「なるほど。安倍晴明は芸名、ただその時代において色々な抑止力になる為に、陰陽師は目立つ必要があったのか……私も色々言われてきたからわかるけど、当ててみろとか、目で見える物を求める事しか出来ない人間は必ずいるし、平安時代もきっと沢山いただろうしね」
☆『そう、奇術は黙らせる事が出来る表向きな術。本当の術とは視える者にしか視えない代物で、理解は到底出来ぬ代物』
🙉「なるほど、難解だけど何となく理解?葛の葉様が産んだ的な話も、ファンタジーなのかなつまり」
☆『お前の今の状況。それと同じ事』
🙉「まぁ確かにそりゃそうか……視える人間に対して、それを少し感知出来ちゃう人からしたら?安倍晴明は狐の子だとかそう思っちゃうだろうし(傍に九尾がいたり)その方が感知側は精神的に、安定を保てるものなのかも?🤔」
☆『もっと色々複雑だが、概ねそれで』
🙉「で、モデルは誰なんです?」
…………(受信)……………
🙉「つまり、賀茂家なのね。色々有り難うございました!ほな、私は帰ります!」
それから御朱印を頂いたり、おみくじひいたり(『焦るな』とのメッセージ)、お守り買ったりは堪能して
鳥居の外へ。
🙉「( ゚д゚)ハッ!そういえば、今日は私お使い役はしなくて良かったんかな??とある方に何か渡す役目があったと思ったんだけど」
月『もうそれなら既に』
🙉「え!!人!!?じゃあ波多能さんがモデルの人なの?え?どういう事!??」
すると、月と波多能さん談笑しながら、ふたりで駅の方へ歩きだす。
🙉「ガン無視ですやん………😑」
子狐タン🦊『お方様お疲れ様でした。あと、式神のおふたりの注入は此方で済ませておきましたから、大丈夫ですよ♪』
🙉「あぁ……確か注入があるから一緒にきたんよね?ごめんなさい、そこまで気を回す余裕なかったな……で?注入とは!??」
🦊『新人さんなので、色々此方から渡す物があるんです。これで双方向が可能になるので、お方様は楽になりますよ』
🙉「もう全く意味わからんけど、ここはそんな場所って事??」
🦊『はい!いわば陰陽師の充電ステーションですね。基地局みたいな。陰陽師の方々は、最終的にここにたどり着くシステムなんです。京都の次は此方に、そして来られた方々には、色々をお渡しするんですよ』
🙉「へぇ…………とりあえず見落としてたりしてなかったらいいや……」
🦊『はい♪月さん達を見失わない様に、さぁ行きましょう』
そして、大阪珍道中はまだまだ続くのでしたぁ~