人魚姫
↓
↓
↓
すると、魔女🧙が現れこう言いました。
*
🧙『お前に再度チャンスをやろう、これをしたら元の姿に戻してやろう』
👸『え?いいんすか?やります!』
🧙『(ゴニョゴニョ………)』
👸『え!?それ、あれじゃないっすか!丑の刻参りとかいう、めちゃくちゃホラーなやつじゃないっすか!』
🧙『あれを流行らせたのは、何を隠そうこの私だ』
👸『え!やばっ……。わかりました、やります!つまり、王子を呪えばいいんすね!』
🧙『呪ったらあかん。最近、元ネタが違う方向に流行っちゃって、呪いの儀式とか言われちゃってるが、そもそもこれはお前みたいなドジっ子の為の救済システムなのだ』
👸『ドジっ子……だって、王子がー😭王子が、鈍感なおやをむたねなやふさかほ!!』
🧙『まぁいい。これで異種族恋愛のハードルの高さは、身に沁みたであろう?』
👸『身に沁みたっす……人間の姿は気に入ってるけど……けど………』
🧙『これからは大人しく、自国で暮らせ』
👸『了解っす』
~儀式敢行~
👹『ふわぁ~~!元に戻れた!あぁやっぱ楽だわ~~~!』
🧙『さぁ早く”宮”に帰ってこい。その姿は人間には恐ろしく映る』
👹『そうっすね。人間にはこの角や牙は怖く映っちゃいますもんね。だから……王子の為にあたし、……あたし人間になったのに……!!!ぐすっ』
🧙『泣くな……さぁ乗り物を用意してある。それに乗って、竜宮城へ帰ってこい』
亀さん🐢がのっそり登場
👹『亀…………🐢あと……そこはかとなく、童話に日本昔話が割り込んできてる様な………』
🧙『気にしたら負け、働いたら負けだ。さぁ早く!!その亀さんに乗っちゃってーーー!』
👹『は、はい…………💦』
🧙『さぁ早く!』
👹『でも………もうこれに乗ったら、ここには戻れないんすよね……?』
🧙『勿論だ。肺呼吸からエラ呼吸に変わるからね。しょうがないね』
👹『………………………。』
🧙『おい、どうした?』
👹『あたし……あたしやっぱり!王子の事が好き!大好き!!忘れられない!だから、だからごめんなさい!!』
ピュ~~~~(走って消えていく後ろ姿)
🧙『こら待て!そんな姿で戻ったらどうなる!!あ~あ行っちゃった……』
🐢『あいつ、アホやな…………』
『桃太郎🍑』につづく