エンディとの会話 | 約束の場所

約束の場所

生まれつきの視える人


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エンディ

『縄文土偶みたいな宇宙人。


実はとても現代より文明が進んでいた縄文の世界。
争いがなかった、美しき優しい世界。

少しだけ浮いて移動が可能。
それはさながら、オリオン星と
とてもとても、酷似しているかのよう。

でも、地面が違う。
空の色も違う。

似てるのは”そこ”だけ。

オリオンは戦に加担したから。
だから星間戦争が起きた。
争いのある世界。

だから似て非なる世界。

染色体が違うみたいだ。

螺旋とゲノム。

それは【D】っていうらしいね。
日本人にしかない刻印。
それは、とても深く刻み込まれるんだ。

本当はみんな覚えてる。
魂が覚えている。
何回も何回も失敗してきたんだから。
そりゃあ、覚えてる。

でも、なんでだろうね……
同じ事を繰り返す。

同じ、失敗を繰り返す。

あんなに泣いて、泣いた癖して
それなのに、忘れてしまう。
憶い出そうとしない。

理由はいつだって、同じ

それが、気持ちよくて楽だから。

楽って、気持ちいいものだから

だから、泡にすぐなってしまうんだ。』




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