3538作目は長編のオチが分かりにくかった作品を…。
『ほんとにあった呪いのビデオ104』
2023年作品。
一般投稿による心霊映像を集めたシリーズ「ほんとにあった!呪いのビデオ」の第104弾
ー感想ー
①発表会
文化祭の様子の映像で画面にノイズが走るとピアニストが消え黒いドレスの女性に変わります。
その女性が男性に振り向くと画面が元に戻ります。
ただ後ろを向いてた女性が振り向くだけの霊なのでノイズが入っても怖さはありませんでした
②形代
ストーカー被害の証拠のための映像でガラス反射に何者かの姿が映り込んでいます。
霊のビジュアルはただ立っているだけですが現れるタイミングが嫌な感じで良かったです。
③NY市街
ニューヨークに行った時の映像で植え込みの土と同化何者かの姿が映り込んでいました。
静止してアップにしても全く判別出来ませんでした。
④終・鬼女の山 前編
やってきた投稿者の妻に話を聞き部屋を撮影することを許可をもらい監視カメラを設置しました。
寝室の中の映像でノイズが走ると何者かの顔とうめく様な声が聞こえてきました。
そしてリビングもノイズと共に半透明の足元が映り込んでいます。
15年前に大学院生の遺族と会い資料を提供してもらい色々調べます。
亡くなる直前までメモが書いてあり取材陣は大学院生の死んだ場所に行きました。
一瞬生存者の姿が見えその近くにビニールハウスを発見したので内部に入って行きました。
今回は夜に怪現象が起きてるので夜に調査するって感じで理由づけされていたので良かったです。
⑤続・海を歩く足
今回の投稿映像と同じような映像がYouTubeに映像が送られていました。
YouTuberに話を聞くと実際調査の為に現地に行った様です。
投稿映像は白黒映像で目の前に白い足元が映り込んでいます。
調査した海岸と投稿映像の海岸が別の場所なのに同じ怪現象が起きていました。
これも長編の布石のような気がして今から展開が楽しみです。
⑥ロープウェイ
観光地に行った時の映像で口元が損傷した何者かの姿が映り込んでいます。
いいビジュアルなのに映像が一瞬だけの登場なので怖さはありませんでした。
⑦サッカー観戦
サッカー観戦の帰り道で撮影した映像で何者かの声と友人の影が変な方向に曲がっていました
霊はよく見りゃ分かるって感じでしょうが声と共に通常では全く分かりませんよね。
⑧終・鬼女の山 後編
広いので二手に分かれて探索して生存者に遭遇しますがそこまでで調査を終えました。
付近の人に話を聞くとミヤはすでに数年前に死んでいてその前に子供を連れていました。
供養したいと申し出て住んでいた場所にビニールハウスにあった遺留品を返却しました。
妻は解決した様ですが予定日の赤ちゃんは出産した物の死産になりました。
調査が終わったと思いきや大学院生の撮影した映像が修復できたとの事でした。
映像は夜の探索中に何者かが突然現れてその後カメラが落ちて映像は終わります。
恐怖感は無いしオチは結局何だったの?ってオチでした。
まず2023年の3部作は自分にはよくわからないオチでした。
子供と一緒に死んで鬼になったのに何故助けたのか?その後呪ったのか?意味がわかりませんでした。
生存者の件もそうですし色々思いの外謎が深まりました。
だから次回のネタになるのでしょうが一応長編は3部作で完結して欲しいですね。
投稿映像は刺激が無いのは自分の嗜好のせいなので特に問いません。
そんな感じで比較的楽しめる投稿物のシリーズなので興味ある人は見てみてください。