N号棟 | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

3522作目は意味不明で面白みがなかった作品を…。


『N号棟』


2021年作。ホラー映画の新機軸!実話を基にした考察型体験ホラー!!


ーあらすじー


東京の女子大生である史織は死による消滅を恐れ、死恐怖症(タナトフォビア)による不眠症

苦しんでいる。唯一の肉親である母親が植物状態で入院し、手の施しようがないことも、

彼女のエキセントリックな性格を形成している。史織は友人で元カレ啓太が友人の真帆

交際しているのを承知で関係を持つなど、刹那的で身勝手な生活を送る。映像サークルに

所属する啓太は卒業制作としてホラー映画を企画し、岐阜にある廃墟の「幽霊団地」を真帆と

共にロケハンすることになる。その二人旅に無理に同行する史織。だが、到着した団地には

大勢の住人が暮らしていた。その晩は空き室に泊まることになり、団地のリーダーである

加奈子に紹介される史織たち。加奈子は死後の霊の存在を説き、自分たちは家族の霊と共に

生活している。ホラー映画は迷惑だと史織たちを説得する。死後の世界など信じないと

反発する史織。途端にポルターガイスト起こり、住人の三谷という女性が5階から投身自殺した。

その様子を撮影しろと啓太に命じる史織。そんな冷徹な史織に反発した真帆は同じ部屋で寝ることを

拒否し、加奈子ら住人側につく。珍しく熟睡し、啓太と共に翌日の正午に目覚める史織。住人たちは

中庭で楽しげにランチ・パーティーを開いている。昨夜の三谷の投身自殺はトリックだと確信して

証拠を探す史織。だが、三谷の幼い息子までが投身自殺してしまい、史織のせいだと住人側につく

啓太。加奈子の前に引き出される史織。10年以上も前に恋人を死なせたと告白する加奈子。

だが、恋人が霊として身近にいることを知った加奈子は死後の世界の存在を確信し、他の住人たちも、

死んでも団地で暮らし続けるのだという。啓太や真帆も蘇った死者を見て、霊の存在を信じている。

死後の世界を認めろと迫られて混乱し、啓太や真帆、加奈子をも殺して自殺する史織。生者の姿で

病院に現れ、母親の人工呼吸器を外す史織。心拍が停止した母親は霊として蘇り、史織を抱きしめた。

団地の住人となった史織は部屋のカーテンを開けて、満足気に景色を見渡した。


ー感想ー

何を言いたいのかさっぱりわからない作品で面白さを感じる以前の問題でした。

おそらく死生観を描いているのだろうけど妄想エンドにも見えて自分には理解に至りませんでした。

モチーフにしている幽霊団地もほぼ関係なくこのレベルでしたらモチーフにしなくても良かったのではと思いました。

カルト教とのやりとりで最後は主人公も取り込まれるとしても問題なかったです。

まあはっきりとした感想は主人公を含めて登場人物ほぼ不快で気持ち悪かったことぐらいです。  

不快さで功をそうしたのは後半近くの住民達による儀式でその辺だけは良かったです。

何となくミッドサマーをモチーフにしてるんじゃ無いかってぐらい気色悪かったですね。

まあ変な世界観が気持ち悪いだけで怖さはなく劇団の茶番劇に感じます。

せめて主人公の行動原理をしっかり描いてくれれば多少見方は変わったのかもしれません。

そんな感じで意味不明で面白みが無いので興味があっても自分からはお勧めしません。