2444作目はそれなりに楽しめた作品を・・・。
『アナーキー:無法集団』
2017年アメリカ作品。
クレイジーな覆面犯罪集団がヤリたい放題暴れまくるアクションスリラー。
-あらすじ-
酒が苦手なくせに毎晩のように足繁くクラブに通う平凡な男クラレンス。その目的は、
一瞬で恋に落ちた美しきバーテンの女性アレックスだ。金持ちではあるが、自分1人では
存在すらも上手くアピールできない奥手なクラレンスは、アレックスをゲットする手助けと
して女たらしで有名なパトリックをカネで雇い、ある作戦を決行することに。その夜、
パトリック率いる覆面犯罪集団は、仕事終わりのアレックスを拉致することに成功。
クラレンスが用意した豪邸へと辿り着き、偽りの誘拐計画は順調かと思われていた。
しかし、隙を見て逃げ出そうと激しい抵抗を見せたアレックスが、偶発的に覆面の1人を
殺害してしまう。さらに、騒ぎを聞きつけやって来た警官をパトリックが撃ち殺し、
事態は予期せぬ方向へと発展していく…。
-感想-
なかなか楽しめる作品だったのに邦題がすべて台無しにしたって感じですかね。
お話は実はヒロインと雇った悪党が夫婦で離婚訴訟中で悪党がなかなか別れてくれません。
更に実は主人公は金持ちじゃ無くヒロインを救うために悪党に接触しました。
いろいろ死人が出てついに3人となった時点で悪党がいろいろなことをばらしていきます。
しかしヒロインは悪党を撃ち主人公達が形勢逆転したところで力尽くで離婚をさせます。
警察がやってくる中で悪党は警察に投降して主人公達にも迫ってきます。
そこで主人公はヒロインに危険な目に遭わした自分を殺すかと選択肢を迫ります。
しかしヒロインは主人公に別の選択肢を提案したところでエンドです。
2転3転する展開で好き嫌いが分かれると思いますが自分的に結構良かったと思います。
内容的にはヒロインを救うためにすべてを騙すと言う物で想像しにくかったですね。
屋敷の中の小競り合いではありますが殺し合いになりその辺でも結構楽しめます。
キャラクターも濃いしお話もしっかり練られておりわかりやすいところもいいですね。
しかもこの作品はTWAと言う駄作が多めな配給作品と言うから驚きです。
ただ配給会社はこの作品に自信が無いのかパージっぽくしてしまっています。
まあおそらく悪党達がかぶっているマスクを見てひらめいたって所でしょうか。
せっかくの楽しめるいい作品なのにパクリ物っぽく仕上げる感性が理解できません。
このジャケットを見てプラスこそ無くマイナス効果しか無いでしょう。
内容に興味があったりする人にはジャケットを気にせずに見ていただきたい物です。
そんな感じでどんでん返し系統の作品なので興味がある方は見てみてください。
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