2442作目は無駄に名の通った俳優さんがそこそこ出ている作品を・・・。
『アウェイクン 監禁島』
2015年アメリカ作品。
美しき女戦士が壮絶な死のサバイバルゲームに挑むアクション。
-あらすじ-
ロシアの特殊部隊に所属する美しき女兵士ビリーが目を覚ますと、そこは見知らぬ島の
浜辺だった。メキシコで突如として姿を消した姉の捜索中、何者かに襲われ意識を失って
からどのようにここに辿り着いたか記憶がない。島を彷徨うと同じく連れてこられたと
みられる数人と出会うが、誰もなぜここにいるのか知らない。お互いの境遇を確認し合う中、
突如謎の兵士たちが襲い掛かって来た! なぜ、自分たちはこの島に連れてこられたのか?
兵士たちは何者なのか?いくつもの謎が明らかになるにつれ、ビリーは次第にこの島に
姉の失踪の手掛かりがあることに気付き始めるが…。
-感想-
どこかで見たことのあるキャストがそこそこいますが内容に生かされていませんでした。
お話は実は主人公達は臓器売買の為に拉致られてきたのでした。
無人島で健康的な暮らしをさせ毒抜きしたあと必要な臓器を取り出していました。
一方臓器売買組織には部下を引き連れた権力者が娘の臓器移植のためにやってきました。
しかし手術前に余計な治療したせいで臓器移植は失敗して娘は死んでしまいます。
権力者が医者を撃ち殺したのを皮切りに組織同士で銃撃戦が始まります。
主人公達は権力者が乗ってきたクルーザーを手に入れる物の姉のために戻っていきます。
敵のアジトでは銃撃戦も真っ最中でそこで主人公は敵の部下になっていた姉を再会します。
姉は敵を裏切り主人公と行動を共にしますが敵のボスの人質にされてしまいます。
姉は自分自身を撃ちその隙に主人公は敵のボスを撃ち殺すことが出来ました。
ラストは主人公達は脱出せず姉を弔った後に島の人を救いに行くところでエンドです。
まず気になったのは実は敵の手下が探していた主人公の姉だったと言う唐突なところですね。
何か臭わせるシーンでもあればいいのですがそれが無いので唐突さしかありません。
あとは落ちぶれているとはいえ名の通った俳優が生かされてなかったことですね。
俳優に詳しい友人からいろいろな事を聞きましたが知識が無い自分は感心するばかりでした。
主人公は特殊部隊の割にはアクションシーンは中盤に少しだけと生かされていませんでした。
正直クライマックスは2つの組織の抗争に割って入ってくるだけでメインじゃ無いですね。
せっかく戦う女性が主人公なのだからもっとアクション性を高めてほしかったです。
あとは孤島の割にはサバイバル間が薄いところも残念でしたね。
内容は肝心なところは分かりましたが細かいところはざっくりした物でした。
細かいところが気にならなければ頭を使わず気楽に見られる作品だと思います。
そんな感じで暇つぶしにしかならない作品なので興味がある人だけ見てみてください。
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