2195作目はお馬鹿ネタが光った投稿物のシリーズを・・・。
『not found29』
2017年作品。
ネット上に公開されるも、過激さやプライバシー問題により削除された禁断動画を集めた映像集第29弾。
-感想-
①地下の鬼門
都市伝説を試したときの映像でカメラを横に向けると笑みを浮かべる何者かの姿が映りこんでいます。
その何者かの姿が常に監視するようにカメラに映り込んでいました。
一瞬だけ映る人物を言うだけでそれ以上何も無く怖さはありませんでした。
②真夜中のタイプライター
独りでにタイプライターが動く様子の映像で取材陣のカメラもその様子を捕らえることが出来ました。
massacreとタイプされてもただ動くだけとかなり地味な映像で怖さなどはありませんでした。
③ドキュメント 多重人格中年 フミオ 前編
杉本さんは取材依頼のあった解離性同一障害のおっさんに話を聞きます。
最初こそ普通のおっさんですが杉本さんの目の前で女子高生の人格に豹変します。
更に話を聞いていると別の人格に変わり話を聞いていると今度はおっさんの人格に戻ります。
おっさんはトラウマを抱えているようで別人格の時に語っていた願いを叶えてあげることにします。
そして杉本さんは原宿で遊ぶという願いのためにいろいろ聞き取りなどをします。
多重人格をおっさんにさせると言うネタを見るともう何でもありな気がしてきました。
④地獄のセールスマン
悪質なセールスマンを捉えた映像で悪質なセールスマンから撮影者が嫌がらせをされます。
ブチ切れた撮影者はセールスマンをボコボコにした素っ裸にしていろいろ要求します。
こんなセールスマンはありえんし制裁はアリですが結構雑なエピソードでした。
⑤謎の自殺者
杉本さんは友人に留守の部屋を任されますがその部屋自体は相場よりも異様なほど安かったです。
杉本さんはそこに泊まり込むとしばらく経つと出勤してこなくなり連絡不能になってしまいます。
事故物件だと分かり古賀さんたちはその部屋を訪ねると杉本さんはおらずカメラが残されていました。
映像には物音に気付いた杉本さんが部屋の中を撮影を始めます。
そこにはノイズと共に何者かが映り込んでおりしばらくすると杉本さんが帰ってきます。
要領を得ない中で夕食を振る舞いますが4人しかいないのにもう1人前も作っています。
杉本劇場はいいとして肝心の霊は小さくぼんやりとした物なので怖さはありませんでした。
⑥ドキュメント 多重人格中年フミオ 後編
杉本さんが1人モデルの女性を雇い多重人格のおっさんと3人で原宿に向かいます。
原宿に向かい杉本さんがいない間におっさんが女子高生から人格が元に戻ってしまいます。
躊躇しているおっさんに杉本さんが頑張っていた事を教え説得して予定通りに向かいます。
そして杉本さんは素のおっさんと共に原宿を満喫させられ更に渋谷に行かされてしまいます。
これは杉本劇場でも秀逸で素に戻ったときのおっさんの表情はツボにはまりますね。
正直通常のネタの映像はいつものクオリティで大したことは無いですね。
今回はイタズラネタも無いですし杉本さんの肝試しネタなどは無くなっていました。
ただ杉本劇場は全開で多重人格ネタは笑える物で指折りの面白さでした。
杉本さんの純粋さがおっさんに壮絶なダメージを与えている様子はかなり凄かったですね。
もう禁断映像から離れていますがファンは杉本劇場を重視しているだろうから問題ありません。
シュールなネタでも監死カメラシリーズが凄く面白いのでここでもっと頑張って欲しいですね。
そんな感じでいつもの感じが好きなファンは今回も確実に見ることをお勧めします。