1695作目はチープなディザスターパニック物を・・・。
『ファイアー・ツイスター』
2014年アメリカ作品。
炎の竜巻“ファイアー・ツイスター”の猛威に立ち向かう人々を描いたパニックアクション。
-あらすじ-
画期的な新型エコ燃料MT-11の貯蔵タンクが、テロリストに爆破された。その爆炎は
紅蓮の竜巻と化し、ロサンゼルスに襲来。MT-11の炎は永遠に消えず、巨大化しながら
熱源を求めて移動する。炎の竜巻の猛威に、ダウンタウンは壊滅。元消防士のスコットは
市民の救助に奔走するが、灼熱の怪物を止める方法はない。刻々と迫る、L.A.全焼の瞬間。
スコットは竜巻を誘導し爆風で鎮火するという、あまりにも危険な作戦に挑むが…。
-感想-
CGがチープな上に人間ドラマも適当で緊張感ゼロでゆるゆるなディザスターパニック物でした。
お話はテロリストの妨害をかいくぐりつつ作戦を成功させ悪党が串刺しになったところでエンドです。
ネタバレとしては短いようですが本当にそれだけでお話的にもかなり薄い物でした。
人間ドラマも薄くキャラクター的には主人公以外特にこれだという物は無かったです。
敵もテロリストも間抜けだし敵のボスも主人公との絡みも無いまま串刺しになってしまいます。
CGも竜巻のところとかはアルバトロスのB級映画じゃよくある貼り付けただけの物です。
でも竜巻に吸い込まれていく人々のシーンはめったに無い凄いチープさでした。
半透明で足をバタバタさせるだけの人を竜巻に貼り付けるだけと21世紀の映画とは思えません。
マニア的にはそのシーンが見られただけ良かったですがまともな人は見てられない出来でしょう。
ちなみにジャケット写真にあるような母子が竜巻に立ち向かうシーンはありません。
アサイラム社っぽいですがシネテル社のようでアサイラムよりも面白みが薄い物が多いですね。
そんな感じでいろいろチープな作品だったのでマニア以外は一切お勧めしません。