1613作目は唐突な展開で若干置いてきぼり気味になった作品を・・・。
『ディスコード ジ・アフター』
2014年アメリカ作品。
続発する猟奇殺人と怪奇現象。
全ての謎が明らかになるとき、本当の恐怖が襲いかかる―
-あらすじ-
殺人現場の清掃員として働くジューンの元に、ある日FBI捜査官のバラードが訪れる。
彼によると、ジューンの実の母親は、2年前に死んだ猟奇殺人鬼“ジューダス”の被害者で
あり、ジューン自身も世間を賑わせているジューダスを模倣した連続殺人のターゲットに
なっているというのだ。 彼の言葉を裏付けるようにジューンの周りで頻発する猟奇殺人。そ
して同時に謎の怪奇現象が彼女の身に降りかかる
-感想-
展開が唐突にサクサク進んでくるので途中でついていけまなくなりました。
お話は怪現象を体験する中で主人公は前作の主人公と合流して霊能者とも会います。
霊能者はほとんど協力してくれない中で前作の主人公も犯人の犠牲になってしまいます。
付きまとう刑事が犯人と思われましたが実は殺人鬼の熱烈な新車である彼氏の犯行でした。
意図的に主人公に接触して主人公を殺人鬼の後継者にする予定でしたが主人公に拒絶されます。
殺人鬼は刑事に重傷を負わせ主人公に襲いかかってきますが主人公が返り討ちにします。
後日主人公のもとに霊能者から連絡がありまた災難が降りかかると警告されエンドです。
全体的に展開が唐突でついて行けない部分がありましたが結末が分かるので問題無いですね。
要するに彼氏が模倣犯でしたが特に展開に意外性は無く目新しさは無かったです。
むしろ登場人物の口からなかなかヒントが出ず何とも言えないイライラ感に襲われます。
伏線張ったり回収する時になかなか登場人物に喋らせないのは話になりませんよね。
前作は実は殺人鬼がひっそり住んでいたり霊が助けたりとそれなりの内容でした。
ところが今作はとても凡庸であり演出も雑なので全く面白さを感じませんでした。
ホラー的なシーンも怪現象がありますがそれが霊なのか夢か現実か判別出来ません。
びっくりするところも無いし不気味さも緊張感や恐怖感も皆無で終始眠気に襲われます。
そんな感じで褒めどころの無い作品なので自分からはお勧め出来ません。