1470作目はコンセプト以上にただわかりにくかった作品を・・・。
『エスケイプ・フロム・トゥモロー』
2013年アメリカ作品。
アメリカのカリフォルニア州とフロリダ州にある某有名テーマパーク内で無許可で
ゲリラ撮影された映像を元に製作された、ブラックなファンタジー。
-あらすじ-
何をやってもうまくいかず、ある朝、会社からクビを言い渡された中年アメリカ人のジムは、
口うるさい妻エミリーや言うことを聞かない2人の子供たちを連れて、魔法の城や妖精や
プリンセスたちのいるテーマパークにいた。夢と魔法で現実逃避しようとするジムだったが、
そこに現れた黒いプリンセスによって幻想の世界に入り込んでしまい、家族旅行は、
妄想と奇妙な出来事にあふれたシュールな悪夢に変貌していく……。
-感想-
これって単純にディズニーランドが嫌いな人が適当に作ったとしか思えない作品でした。
お話は妄想に取り憑かれた主人公は行きずりの女と寝たりフランス女の後をつけ回したりしています。
夫のおかしい様子を知った妻は主人公を責め立て家族は2つに分かれてしまいます。
主人公はフランス女に咳を吐きかけられますがその瞬間に娘はどこかに消えてしまいます。
そして主人公自体も何者かに拉致られ気がつくとアトラクションの地下の秘密基地に監禁されます。
白衣姿の男に頭の中を調べられますが隙を突き反撃に打って出ると男はロボットでした。
脱出後に娘を探しに行きずりの女のところに行き娘を取り返し妻のいるホテルに帰ります。
その後にトイレの中で苦しみだし息子に見捨てられる中で死んだところを妻に発見されます。
きれいに片付けられた後で別の同じような家族がディズニーランドにやってきたところでエンドです。
どこまでか現実でどこまでが妄想か線引きが曖昧なので最後まで意味がわかりませんでした。
だからこうやってネタバレしていってもこれが正解かどうか全く自信がありません。
細かいところや正確な話は他のブロガーさんにお任せしたいところです。
夢の国でもいいことなんて無く悪いところもあるという制作者の主張はよくわかりましたが。
まあ自分もディズニーランドはあらゆるところが嫌いなので気持ちはよくわかりますが。
その辺の主張を展開していくと恐ろしく長くなるのであえてしないこととします。
もちろん意味不明さも先行するので怖さや緊張感などホラー的要素は感じることが出来ませんでした。
そんな感じでとにかく意味不明な作品なので興味がある人だけ見てみてください。