1364作目は低レベルな上に意味不明なブラジルのゾンビ映画を・・・。
『シー・オブ・ザ・デッド』
2013年ブラジル作品。
初長編作品「デス・マングローヴ ゾンビ沼」がブエノスアイレス・スプラッター映画祭で最優秀作品賞、
観客賞をダブル受賞、続く「吸血鬼チュパカブラ」が10カ国以上の国際映画祭に招待されるなど、
世界中でカルト的人気を誇る鬼才ロドリコ・アラガオ監督によるゾンビホラー。
-あらすじ-
海辺の小さな村のベテラン漁師ベロアはある日、海で奇怪な姿の生物に襲われ、
大怪我を負う。誰も信じないだろうと考えたベロアは真実を隠し、釣れたアカエイを
売った夜、おぞましい行動を起こす。一方、そのアカエイをさばいた使用人のアウビノは、
身体の変化に気づく。実は、海中でゾンビ感染が発症し、魚たちはゾンビ化していたのだ。
感染は村人の間で徐々に進み、娼婦小屋開店に大勢が集まった夜、爆発的に広がる。
大量発生したゾンビは村を覆いつくし、辺りは地獄絵図と化す……。
-感想-
説明描写は全くないですし特に特徴があるわけじゃ無いので単純に駄目な作品でした。
お話はゾンビが大発生したことに気が付かず主人公は部屋にこもっています。
そこに主人公を探していたっぽい男に襲われますが背後から来たゾンビに襲われます。
主人公が逃げだそうとしたときに家に娼館のゾンビから逃げてきた人が入ってきます。
ゾンビも追いかけてきて主人公達は戦いますがその最中にヒロインが死んでしまいます。
主人公はヒロインの娘を生贄にヒロインを生き返らせようとしますが娘は逃げ出してしまいます。
主人公はヒロインの死体を樽に入れたあと生き返らせると誓いつつその場を去って行きます。
逃げ出した娘はゾンビ化した弟の姿を見たときに大量にいたゾンビに発見され追いかけられます。
追い詰められたときに突然陸にいる巨大な魚が現れ大量のゾンビを踏みつぶします。
娘はその間に崖を登り逃げ切り朝日が昇る海を見つめるところでエンドです。
全く説明がないという作品で非常に珍しく面白く感じる以前の問題です。
今作はデス・マングローブ、チュパカブラと3部作との事ですが自分は一応2作は見ております。
ただ過去の2作もほとんど説明描写がなく今作と同様の意味不明な映画でした。
だからたとえ3本同時に見ていたとしても全く内容は掴めないと思います。
更に今作は巨大な魚な死者を生き返らせる魔術書など登場して風呂敷を広げてしまっていますね。
もしかしたら次回作がありそこでいろいろ分かるのかもしれませんが期待は出来ませんね。
1作目よりは特殊メイクが手を込んだり人数が増えたりと予算が増えているとは思われますね。
それだとしても全く説明描写がない時点で見応えが低い作品になっていますね。
そんな感じで意味不明すぎて語りようがない作品なので自分からはお勧めしません。