1128作目は今見ても新鮮な雑な馬鹿ホラーを・・・。
『サンゲリア2』
1988年イタリア作品。
イタリアンホラーの巨匠ルチオ・フルチ監督を代表する伝説のゾンビホラー作「サンンゲリア」の続編。
-あらすじ-
テロリスト集団が東南アジアの研究所を襲い細菌兵器デス・ワンを奪うが、ひとりの男が誤って
感染し死亡する。その死体を回収した軍隊は焼却処分にするが、デス・ワンは煙と共に散乱、
鳥を媒介として人間に感染していく。感染した人間はゾンビと化し、生者を次々に襲っていく。
休暇中の兵士たちはゾンビと戦うが、事態の収拾を図る軍が特別部隊を投入して来たことから
三つ巴の死闘が始まるのだった……。
-感想-
適当というかとにかく雑で馬鹿丸出しな作品で駄作マニア的には最高傑作ですね。
お話は主人公達がゾンビをかいくぐりつつ軍の特殊部隊からの攻撃もかいくぐります。
最後は兵士の1人と女性の2人が残りゾンビが蔓延した世界での戦いを近いエンドです。
突っ込み所満載で逆に突っ込めないところを探す方が難しいぐらいとにかく多いですね。
ルチオ・フルチとは思えないぐらいゾンビに対してもスプラッターに対してもこだわりは無いですね。
調べるとビンセント・ドーンという監督で駄作っぷりでは昔も今も変わりませんね。
自分もブログに最初の方でネタにしたゾンビ2009など駄作ホラーの最高水準です。
何かそれよりも昔の作品も見ましたがそれでも馬鹿っぷりは一切ぶれていませんね。
雑というか適当というかそれでも突き詰めるともの凄い駄作になるんですね。
終始流れる80年代の青春物丸出しの音楽は全くホラーに合わず気になって仕方がありませんでした。
昔見たときは灰からカラスから人間へと言う事で防ぎようが無いじゃないかと思い込んでいました。
今見ると場違いな音楽とお馬鹿なシーンもオンパレードで登場人物も馬鹿丸出しです。
小出しすると書き切れないぐらい多いので気になる方は見た方がいいと思います。
そんな感じで映画としては全く駄目なので駄作マニアぐらいにしかお勧めできませんね。