1121作目はゾンビの造形に力が入っているゾンビ映画を・・・。
『ZMフォース ゾンビ虐殺部隊』
2013年イタリア・アメリカ・ドイツ・カナダ作品。
ゾンビ・クライシス×アメリカの陰謀 タイムリミットは1時間!
-あらすじ-
近未来。東欧のある都市で秘密裏に行われていた米軍による生物兵器開発。そんな中、
事故が発生し、開発中の細菌がゾンビウィルスとなって蔓延、一夜にして街はゾンビだらけに
なってしまった!事態を重く見た米軍は、街ごと吹っ飛ばすことで証拠隠滅を図ろうとする。
この任務を遂行するべく殺しのエリートたちが大金と自由をエサに雇われる。リーダーには
優秀な軍人として活躍しながらも仲間を殺した罪で服役中のジャック・ストーン。メンバーは
爆弾のエキスパート・マッケラン、伝説的スナイパー・ドラガン、最強の女剣士イーデン。
作戦はゾンビがうごめく街に潜入し、市街中心部の主要施設に核爆弾を仕掛け1時間以内に
脱出すること。1時間を過ぎれば問答無用で核爆弾起動だ!ジャックたち傭兵部隊はゾンビに
支配された街に潜入するのだったが…。そこでは想像を絶するゾンビ・カオス状態、さらには
アメリカが画策する非情な陰謀がジャックたちに襲い掛かる!はたして彼らは、この史上最速の
電撃作戦を遂行し無事脱出することが出来るのか!?
-感想-
さくさく進むのでそれなりに見られますが全体的にはどこにでもある話でしたね。
お話は主人公達は仲間2人の犠牲を出しつつ脱出する場所の空港に到着します。
そこには今回作戦を指示して主人公達を罠にはめた将軍が待ち構えていました。
子供を人質に取り博士の娘だけを連れ去ろうとしますがそこに強力なゾンビが現れます。
将軍達が襲われるなか主人公達は合流しますがそこにゾンビが襲って来ます。
それをバスーカーでぶっ放して撃退して脱出しますがすでに他の地域でも感染が広がりエンドです。
実は主人公達も政府の陰謀で捨て駒にされる中でのゾンビとの戦いと言う内容でした。
正直作戦に参加すること自体が罠とかありきたりでどこにでもありそうなお話です。
ゾンビ自体はそんなに数は多くないですが一体一体しっかりメイクされ良かったと思います。
普通の運動能力で走り頭のみと言う弱点じゃ無く普通に銃で撃てば死ぬタイプです。
ただ唐突に登場する強力なゾンビについては発生するときの何かしらの描写が欲しかったです。
ウーヴェ・ボル主演と書いてありましたが大統領役でちょっと出るだけという感じでした。
各キャラクターも戦いのスキルは持っていますがちょっとしか生かせていないのが残念でした。
内容的にも悪党がわざわざ来てくれたから状況を打破できたと言うだけで見応えも低いですね。
そんな感じでゾンビの描写はいいのでゾンビ映画好きは押さえておいた方がいいかもしれません。