778作目はかなり消化不良感の残る投稿物を…。
『ほんとにあった 呪いの動画』
2012年作品。『ほんとにあった!呪いのビデオ』のスタッフが手掛けたホラー。
-あらすじ-
誰もが知っている呪いの映像に登場する少女。彼女の映像を観た人は
実際に体の一部に異常を来すと言われている。その不可解な謎に迫るべく、
スタッフたちは問題の映像の入手を試みるが…。
-感想-
続編制作丸出しの結末ですがもうちょっと複線を回収してもいい気がしました。
内容は超能力少女を映したビデオがありそこに髪の長い女の霊が映り込んでいます。
投稿者の若い頃見た怪現象と同じ物が投稿者の娘から話を聞き共通点があるそうです。
娘に現在の映像を聞くとネット仲間が手に入れたと言うことで会いに行きます。
そのネット仲間のデジカメに撮った覚えの無い動画のデータが入っていました。
その動画は画面が赤く変化してそれが変化するたびに女の霊が近づいてきています。
そこで投稿者の持ち込んだ男性が失踪したとの事ですが大学をやめただけで失踪していません。
その友人から肝心の30年前の映像を聞きますが呪われていることで神社に奉納したそうです。
しかしそこに行くと神社自体荒廃しており神主の居場所も分からないそうです。
その人の実家に行き話を聞きますが神主の居場所は分からず人柱の伝説を聞きます。
もしかしたらと友人が古い友人に話を聞くとビデオをダビングしてありました。
しかし重ね取りしてあり後半の肝心な部分が消えてしまい見ることが出来ませんでした。
何というか肝心の映像で肝心な部分を映していない時点で駄目でしたね。
撮影した覚えの無い動画もしゃっくりし続ける女性などの動画も全く核心に迫っていません。
お話的にも友人は別に失踪していないという時点で序盤のお話は台無しです。
一応映像を見た女性が自殺したという話ですがお話だけでシーンとしては描かれていません。
とにかくすべてにおいて伏線を広げるというかいろいろな要素がバラバラなだけですね。
何というかこんなにいい加減な投稿物を見るのは初めてでしたね。
もうバラバラすぎる内容を考えるのが面倒でこうやって書くのもこの順番なのか分かりません。
おそらく続編が出ればしっかり複線を回収されるのを期待して見るとは思います。
次回作へ引き込ませる要素も無いのでおそらく出たとしても全くバラバラなままだと思いますが。
そんな感じでここ最近で一番ひどいDVDだったので出来るだけ見ない方が良いと思います。