647作目は看板に偽りあり系の作品を…。
『プレイバック』
2011年アメリカ作品。その悪霊はビデオから感染する。絶対スイッチを入れるな!
クリスチャン・スレーター主演のスーパーナチュラル系ホラー・サスペンス最新作!
-あらすじ-
1984年、アメリカ中部の町でシリアル・キラーによる殺人事件が発生。
犯人は現場で警察に射殺された。 ある高校生グループは、自主映画を撮ろうとして、
偶然地下室においてあったテープを見つけた。 そこに記録されていたのは
20年前事件当時の記録。 そこに映っていた犯人の映像を再生してから、奇妙な事件が・・・。
-感想-
どこがクリスチャン・スレーター主演なんだ?と言いたいぐらいちょい役でしたね。
お話はルイ・ル・プリンスと言う実際の人物が魔術使いでその子孫に受け継がれると言う奴です。
冒頭の殺人鬼がその子孫で殺人鬼が殺そうとしていた子供が主人公でした。
その殺人鬼が殺される前に撮影していたビデオテープの映像に取り憑きます。
そのテープが惨劇のあった屋敷に放置されそれを主人公達が発見しております。
そこで起動した主人公達の仲間である若者がその殺人鬼の悪霊に取り憑かれます。
仲間を殺したり自分のボスの変態警官を利用したりして当時のビデオテープを入手します。
そして取り憑くための儀式を行うために子孫である主人公を拉致って儀式を始めようとします。
しかし母親と彼女と主人公の3人で阻止しますがラストはメールで主人公が取り憑かれてエンドです。
モチーフは写真や映像を撮られると一緒に魂も取られると言う都市伝説がモチーフになっています。
ただネタ的にはオーソドックスで特にどんでん返しとかも無いので見所は少ないです。
あとはざっと書きましたがちょっと殺人鬼が儀式を何故行うかの説明がちょっと足りませんでした。
取り憑くのが目的なのでしょうけどそうなると仲間などを殺す意味が良く分からんのです。
実は殺人鬼の子供が主人公だったといういい設定があってもそれを生かし切れていません。
この映画で一番残念なのが冒頭でも言ったクリスチャン・スレーターの粗末な扱いですね。
確かに女性への痴漢や暴行などしまくって前科者もいいところです。
しかし確かに演技などの仕事はしっかりしていますしもうちょっと何とか出来なかったのでしょうか。
相当ギャラが安いんだろうけどそれだったらもうちょっとギャラを与えて何とかして欲しかったです。
こんなちょい役でも個性が光るので力はまだまだあるはずです。
とにかくもっと嫌な役でもいいので悪役あたりで活躍させて欲しいです。
そんな感じでクリスチャン・スレーターは主役じゃ無いのでそれが目的の人にはお勧めしません。