６１４作目はいまいちだった投稿物を…
『本当の心霊動画「呪」』
２０１２年作品。人気ドキュメンタリー・ホラー・シリーズ最新作。
-感想-
①合わせ鏡
合わせ鏡で自分の死に顔が映るか検証した動画で鏡の奥の女性らしく人影が映り込んでいます。
合わせ鏡の撮影の様子自体面白いけど肝心の霊の姿が小さく全く怖くなかったですね。
②睨みつける眼
廃村探索に行った時の動画で廃墟にカメラが向いた時に画面いっぱいに２つの眼が映り込んでいます。
眼のアップはスローだと分かりましたが所詮眼だけなので全く怖さは無かったです。
③樹海に住む者たち
樹海を探索している動画で森の奥から歩いてくる黒いもやに包まれた霊のような者が映り込んでいます。
他の景色と明らかに画質が違い違和感たっぷりなので全く怖くなかったですね。
そして検証という名の下に小池壮彦さんが登場し自身の心霊写真自慢と四方山話が始まります。
心霊写真はたいして怖く無くテレビに出演してまで自慢するようなレベルの者じゃ無かったですね。
次に樹海付近でウォーキングで人穴の探索をしたあと時間が無いので樹海の方へ行きます。
小池さんが写真を撮る姿は普通の観光客と変わりませんが人穴自体涼しそうで行きたくなりました。
④引きづり込む腕
カップルがボートでデートする様子の動画で船底から大きな音がしてボートを止めます。
その背後に白い手がありすぐにその手がボートを掴む姿が映り込んでいます。
実際体験したら怖いんだろうけど映像だと所詮手のみなので全く怖くないですね。
⑤集う幼霊
大晦日の寺の様子の動画で地蔵の周囲に幼い子の霊が写り込んでいます。
周囲との画質に違和感がありこの霊の姿で幼い霊と言われてもよく分からず説得力がありません。
⑥這い登るモノ
高層ビルの様子の動画で女性の背後の窓の外に上半身だけの人らしきモノが登っています。
霊の表情も分からず動きが人間臭いので周囲との画質に違和感があり全く怖くないですね。
⑦樹海に住む者たち
小池さんのウォーキングの続きで四方山話をしつつ樹海を歩いていきます。
投稿動画の現場に行くと比較的綺麗なたたまれた服と綺麗な歯を発見します。
そこで撮影を終え後日検証すると人穴ウォーキング中に何者かのうめき声が収録されていました。
そして体調不良を訴えたスタッフの背後に何者かの顔のようなモノが映り込んでいます。
実は心霊映像が撮れていたとか投稿動画に関係ある物証があったりとか余計な気がしました。
あとは樹海に入るな的な説教はもう聞き飽きたので語らなくてもいいです。
⑧悪夢
毎夜悪夢にうなされる投稿者は自分の寝ている時に姿を撮影します。
そこに投稿者の首を絞める手と枕元に立ち覗き込む何者かの姿が映り込んでいます。
これは怖くは無かったですがしっかり画像加工され画質も違和感ない力の入った動画でした。
何というか最後の動画以外画像加工技術が高くないのか違和感ばかりが目につきました。
しかも分かりにくかったり分かっても霊の表情が分かりにくく怖さを感じられるモノでは無かったです。
あとは小池さんですがKファイルの時と同様どうでもない四方山話がメインとなります。
心霊探偵と恥ずかしくなるような名称を自称するならそれなりのポテンシャルを見せて欲しいです。
製作会社のマジカルは正直怨霊映像ぐらいしか見られる物が無く他タイトルはショボいです。
まあネタのため一通り見る予定ではいますが正直内容については期待出来ないですね。
そんな感じで全く怖くなく面白味にも欠ける投稿モノなのでちょっと人にはお勧め出来ませんね。