608作目はとてもグロいですが意味不明な作品を…。
『ブラッド 血肉のいけにえ』
2011年アメリカ作品。
「ボーンシックネス」「ハードスプラッシャー」のスプラッターの帝王ブライアン・ポーリン監督作。
-あらすじ-
世界はゾンビに支配され、人々は身を隠すように生活していた。ゾンビも建物に隠れ、獲物となる
人間を求めていた。生き残った人間たちは、マンションなど、大きな建物に隠れていたが、争いが
絶えなかった。仲間を殺されマンションをあとにしたジョナサンは、生きていくためにゾンビの肉まで
食べていた。旅の途中、様々な人々と出会うが、ゾンビとの闘いに巻き込まれ、1人孤独だった。
そして、進化した最強最悪のゾンビが肉食獣となって、彼の前に立ちはだかった。
-感想-
話はあって無いような感じでしたがとてもグロを楽しめる怪作でした。
お話は主人公(兄)が仲間に過去に何があったのか語りそこで死んだ人達の死体を山を見せます。
そこにまだ少し動いているゾンビが近づくと死体から触手が伸び主人公が取り込まれます。
仲間が建物に逃げ込むとそこにはその前にゾンビと化した主人公(弟)の後ろ姿を見つけます。
そこに大きな音がして主人公(兄)を取り込んだ4足歩行の巨大ゾンビが現れます。
仲間が隠れたところで主人公(弟)ゾンビと4足歩行ゾンビが戦い始めます。
一応仲間も襲われますが簡単に撃退し主人公(弟)は巨大ゾンビと相打ちになります。
仲間は1人で脱出しますがそこで銃口自殺をして死にますがゾンビと化してしまいます。
ゾンビに食べられようになりますが仲間は触手を伸ばしゾンビを撃退します。
しかしそこに主人公(弟)を取り込んだ巨大ゾンビに仲間も結局取り込まれてエンドです。
こんな感じでざっと書きましたが正直内容が無いので合っているのか自信が無いですね。
唐突に場面が変わったり人が増えたりするし説明不足だし世界観すら説明がありません。
もちろん人物描写は皆無で主人公ですら全く掘り下げておらず見にくいですね。
映画を見る限りお話は重視されておらずあきらかにグロシーンのみ重視されています。
メイキングを見ても手作り感はありますがそれなりに頑張っていますね。
登場人物すべてが人体破壊される充実ぶりでワンパターンじゃ無くいろいろ趣向を凝らしています。
もうここまでグロ一辺倒の作品はあまりなく内容をお求めの方にはまずお勧め出来ません。
そんな感じで頭も使わずとにかくグロ映画が好きと言う人だけにお勧めします。