588作目は南アフリカ発のゾンビ物を…。
『ex エックス』
2011年南アフリカ。3日間の生体実験 4人の被験者 そして4日後…
人間の細胞をオリジナルの状態[ex]に戻す禁断の新薬
完全隔離された研究所で恐怖の人体実験[ex]がはじまる
そして被験者たちは人間以外の物[ex]と化してゆく…
-あらすじ-
新薬の臨床実験に応募した、4人の被験者たち。麻酔から覚めた彼らの肉体からは、
奇妙なことにあらゆる外傷が消滅していた。彼らに投与された《B15》は、細胞を再生し
元の状態《EX》に戻す薬物らしい。しかしその副作用は猛烈で、前タイプ《B14》の被験者は
凶暴なゾンビに変身。隔離病棟では、傭兵部隊との壮絶な戦闘が続いていた。
《B15》感染者の肉体には、どんな症状が現れるのか?ただ1人、《B14》実験を
生き残った被験者の秘密とは?そしてついに、恐るべき真実が明らかになる…。
-感想-
よく分からなかったけど要するに病気の依頼者を治すためのクローン実験と言う事ですかね。
お話は新たな被験者達4人のうち一人が血を吐くなど徐々に豹変してしまいます。
一方傭兵3人も前回の実験の生き残りを探すために施設内を探索しています。
1人が殺されもう一人もルール違反で単独行動をしたため殺されてしまいます。
最後に残った傭兵が生き残りを探し外に連れ出そうとして2人で行動します。
一方被験者達は銃声が聞こえた先に向かうとゾンビが現れ慌てて逃げます。
部屋に閉じこもりますがそこで被験者の一人が傭兵達2人に襲いかかり縛り上げます。
電気で痛めつけ情報を聞き出し被験者の2人が仲間の暴走を辞めさせようと銃を突きつけます。
しかし暴走した仲間は銃に気を取られている最中に解放された傭兵に殺されます。
そして4人は施設から脱出するために行動を共にしますが途中で2つに分かれてしまいます。
傭兵と女性の組は生き残る取引材料のために女性を閉じ込め傭兵は単独で突っ込んでいきます。
一方被験者の2人はゾンビを凌ぎつつ外に脱出しますが待ち構えていた傭兵に殺されてしまいます。
閉じ込められた女性はあとから来た研究所からのスタッフに助け出されます。
実は妊婦と思われていた女性は妊娠しておらずお腹にたくさんの血液を隠し持っていました。
そして博士と会話している男性が最初に化け物と化した4人のうちの1人の被験者でした。
この実験は病気を治すためにクローン実験を行い同じ事を繰り返しておりました。
う~ん、ざっとこんな感じで書いてみましたがよく分からない部分もあり内容に自信がありません。
襲ってきたゾンビも以前の実験で使われた黒幕の男のクローンのなれの果てという感じですかね。
ただ前回の実験で生き残った女性について何も説明が無いのであらすじすら回収していません。
ちょっと前に見たTEST10とほぼ同時にリリースされた治験物で似たような内容ですね。
ただTEST10の方がオチもありしっかり作られているのでわかりやすく遥かに面白いですね。
2500ドルか25万ドルかで被験者へのギャラがexの方が遙かに高いぐらいですかね。
敵のゾンビのビジュアルは牙が生え真っ黒で正直表情などは判別しにくいです。
ただもの凄く頑丈で銃も効かないし噛まれれば同じようなゾンビになってしまいます。
映像的にはPOVじゃ無いのに妙に画面が揺れたりと見にくい部分が多いですね。
それとそれなりに広い施設なのに同じような場所を巡るので施設内が非常に狭く感じます。
作りの甘さを感じる作品ですが南アフリカの映画なので仕方が無いのですかね。
ちょくちょく日本にも輸入されているようだしこれからという感じで期待したいですね。
そんな感じで南アフリカ映画という事で期待度を込めて押さえておいても良いと思います。