マッド・ホステル | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

558作目はいまいちな密室劇を…。


『マッド・ホステル』


2010年アイルランド作品。捕獲した獲物は逃さない。


そこは恐怖の蜘蛛屋敷。 狂気の老外科医の手術台に乗せられる美男美女たち。


その若き身体を切り刻んでいく外科医の真の目的とは!? 驚愕のラストまで目が離せない、


ノン・ストップ・ホラーサスペンス!



-あらすじ-


モリ―、トビー、ゾイ、ルークの仲良し美大生四人組。家賃を払わずに好き勝手に過ごせる


“空き家”をロンドン市内で見つけようと車に乗り込んだ四人は、理想的な場所を見つける。


それは大きくて、しかしさびれたひと気のない古屋敷だった。この屋敷に侵入した彼らは、


早速室内をアーティスティックに飾りつけ、夜通し浮かれてパーティーを始める。そんななか、


モリ―は室内のクローゼットから血の付いた服を見つける…。疲れ果てた四人はそのまま


眠り込む。翌朝、目覚めた彼らはこの古い屋敷の異変に気付いた。ドアというドアには


頑丈な鍵がかけられ、外に出ることができない。何者かにより、彼らはこの家に閉じ込められて


しまったのだ。必死に逃げようとする彼ら。壁の穴から助けを呼ぶ四人をガスが襲う。


次に彼らが目覚めたとき、トビーの姿はなかった。トビーは得体の知れないこの家の主に


捕えられていた。異変に気づいて屋敷中を探し回る三人は、容赦なく襲ってくる恐怖と戦うことに


なる。果たして、てこの家の主の目的とは!?無事に生き逃れることは出来るのか!?



-感想-


何というか肝心の所でイライラさせられる作品でしたね。


お話は1人攫われたあと単独行動してもう一人も人体が転がる部屋で探索中で攫われてしまいます。


そこで2人は探しているところである部屋で見つけた切り抜き記事を見つけます。


冒頭のシーンで巷を騒がせる行方不明事件の犯人がここの家主だと気づきます。


更に行方不明者の遺留品も見つかったところで物音に気がつき2人で奇襲をかけます。


しかしそこにいた奴は犯人じゃなく仲間が囮になっておりその間に2人は薬品を喰らいます。


一人は連れ去られ手を切られ主人公も捕らえられ犯人に殺されそうになります。


その瞬間に物音が聞こえ階段を犯人が登ったところで階段に穴が開き犯人が穴にはまります。


最後の一人は逃げだし軽く犯人の頭を殴り気絶させたあと鍵を奪い逃げだそうとします。


しかしなかなか逃げられず鍵を開ける間に犯人に追いつかれます。


隠れはしますが結局見つかり最後は残った一人も犯人に引きずられてエンドです。


何というか肝心なところが最大の突っ込みどころでむかつくところがありました。


仲間への奇襲は死ぬまでボコボコにするくせに肝心の犯人は軽く殴るだけですね。


まあボコボコにするとその時点で確実に解放という感じになるのでホラー的には駄目なんですかね。


手加減が欠かせないとしたら仲間への暴行のシーンは無い方が良かった気がしますね。


その為何故犯人に手加減するんだと疑問に至り恐怖感が薄れますね。


更に駄目だったのが犯人でかなりのご老人で更に自分で穴にはまってしまう間抜けっぷりです。


寝ている間に家自体が閉鎖されるシチューエーションは良かったですね。


だから老人の犯人が出るよりも謎の力などが働くサイコスリラーだったら面白かったですね。


犯人は死体処理係と何かしらのトラウマを抱えているのは分かりましたが動機もはっきりしません。


苦痛を与えているんだと言っていますがそれだけで何故そういうことをするかは分かりません。


目玉とか歯とかは出ますが肝心のシーンは映さないのでグロシーン自体は大したことは無いですね。


襲われる側も廃墟への不法占拠して巻き込まれるので自業自得なので感情移入できません。


とにかく馬鹿な若者が間抜けなジジイになすすべ無く襲われると言うしょうも無い作品です。


そんな感じで見所も無くアラばかり目立つ作品なのでちょっとお勧めできませんね。